【BIG BEACH FESTIVAL '13】イベントレポート

2001年にファットボーイ・スリムことノーマン・クックの地元イギリス・ブライトンで始まり、ここ日本ではファットボーイ・スリムのオフィシャルパーティーとして毎年2万人を動員し、国内最大級の野外音楽フェスティバルとして大きく注目を集めている「BIG BEACH FESTIVAL」。

毎年話を聞くだけでウキウキしちゃう、ダンスファンには欠かせない巨大パーティー。今年も開催5年目を迎え、世界ナンバーワンDJ Fatboy Slimが帰ってきた!

入場ゲートから人々の流れに沿ってビーチまで移動。移動中メインステージから聞こえる低音にはテンションが上がりまくり。そして砂浜に到着。そこにはビーチ一面をおおう、人!人!人ーっ!華やかなワンピ、ビキニ、サングラス、タオルはBIG BEACHマストなアイテム。オーディエンスは真夏のビーチ気分。

 

クラブとネット界隈で話題沸騰中の新星SEKITOVAがプレイする中、人の群れを掻き分けながら、メインとなるBIG BEACH STAGEにたどり着いた。次に登場したマヤ・ジェーン・コールス、はテクノ、ハウス、ダブステップ、ジャズを含む幅い広いジャンルのセットが繰り広げられた。そして、ジャスティスやダフトパンクなど、ダンスロック界の超大物たちをイチ早く紹介してきたロンドンのカリスマDJ / プロデューサー、エロル・アルカンがステージに立ち、一気にオーディエンスを温めていく。

 
 

今回もっとも話題となったのはベースメント・ジャックスのライヴセット。メンバー全員が虹と雲をテーマとして水色の衣装で登場し、真っ赤に燃える太陽のヴィジュアルをバックにして情熱的なパフォーマンスを披露した。一番印象に残るのは出演した女性ヴォーカルの激しいダンスとパワフルな歌声。新曲「Back 2 The Wild」の生プレイで観客は一斉に盛り上がり、「Where's Your Head At」でライヴセットを閉めた。

 

メインステージの他にも海を望む「ISLAND STAGE」とイエーガーマイスターが演出する砂浜のディスコ「DISCO BALLOON」が設置されている。「ISLAND STAGE」にはサシャをヘッドライナーにエレン・エイリアン、ダミアン・ラザラス、システム・オブ・サバイバル、ホット・シンス・82などアングラ界を代表するハウス&テクノDJが一挙集結。

 
 
 

そして、「DISCO BALLOON」は、ナーヴォ、トム・スター、大沢伸一、田中知之(FPM)など国内外エレクトロ〜ハウス界のTOP DJが出演。

 
 

個人的な楽しみにしていたナーヴォはFatboy Slimと重なる、最後のタイムスロット。新曲「Like Home」が流れると超満員のDisco Ballonステージはその日一番の盛り上がりを見せた。普段、Tomorrow LandやUMF Miamiのような大規模なフェスにてプレイするナーヴォをこんなに近くで見れるチャンスはめったにないので、EDMファンには良い機会でした。

そしてメインステージではFatboy Slim、トレードマークであるスマイリーマークが巨大スクリーンに反映され、「Right Here, Right Now」からのカウントダウンでセットが始まった。かなりEDMよりの選曲をしたFatboy Slimはパーティー・チューンを連発し、オーディエンンスを盛り上げまくった。

 

 

最後に「Praise You」が流れ、あっという間に2時間のロングセットが幕を閉じた。満面の笑顔で挨拶してFatboyは去り、ステージ後方から花火が打ち上げられた。感動と思い出がたっぷりの一日となった。

 

 

 

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