ケツメイシが7月23日にリリースするアルバム『KETSUNOPOLIS 9』よりリード曲となる「親父のメール Short Ver.」のミュージックビデオを公開した。



愛する息子・娘にぎこちなくメールでメッセージを送る父親という設定がホロッとさせるこの作品、メインキャストには名俳優の志賀廣太郎、本田博太郎を迎え、二人が絶妙な表情で演じる“親父”が思わず涙を誘う、ハートウォーミングな映像となっている。そして両優の娘、息子役として登場するのが実はケツメイシTOUR2013にて行われた演劇「ケツメイシ名曲劇場」に出演していた細野今日子、増田修一朗、さらにその友人役に杉浦大介。こちらもケツメファンをニヤリとさせる演出で要注目のミュージックビデオとなっている。

楽曲に関してメンバーは下記のように語っている。

「最初にトラックを聴いた瞬間<そっちの暮らしは辛くないか?>という言葉が浮かんだんです。そうしたら、父親をテーマにした曲を作るしかないだろうって。年配の人が、一生懸命努力して何かをスタートさせている姿というのが、いいなって思ったんです。」RYOJI

「うちの父親はデジタル・ボーイなんで、すらすらとメール送ってきたりとかするんですよ。写真も貼付したりして。どちらかと言うと、母親のほうがぎこちないかもしれない。先日もスマホから、ガラケーに戻したくらいですから。」RYO

「実際、僕の父親もたまにメールを送信してくれるんですけど、誤字・脱字が多かったり、文字変換もおかしかったりするんですけど、じっくり時間をかけて打っているんだろうなって。そういう姿を想像しながらも、一生懸命送ってくれたメールに、なかなか返信できない自分の照れくささも重ね合わせながら、作った曲です。」大蔵

「それぞれの親父像が、この曲では表現されているのかなと。でも、父親を思う気持ちは一緒なんですけどね。だから、聴く人によって感情移入できるポイントは異なるとは思いますが、最後には親父からのメッセージにはちゃんと応えていかないといけないという気持ちになるのでは。」DJ KOHNO

 

 

Release Information

ケツメイシ: "KETSUNOPOLIS 9"

ケツメイシ: "KETSUNOPOLIS 9 (CD+DVD)"