CoachellaやLightning In A Bottleなどアメリカの西海岸を中心にフェスティバルの企画やデザインに携わっているロサンゼルス発のクリエイティブ・カンパニーDoLab。彼らは、今年最大規模のデザインをヨーロッパのポルトガルへ進出する形で発表した。

○2年ごとに出現する神秘的な空間「ポルトガルのフェスBOOM FESTIVAL」

 
 

今年もDoLabは三度目となる世界進出を果たし、Boom Dance Templeという史上最大規模となるデザインを完成させた。
デザインや構造を通して魔法のような異空間へと参加者を導くDoLabのテクニックが全面に出ている作品となった。
10ヶ月の制作会議を経て、5万平方メートルの敷地を利用してCoachellaで制作したDoLab特製ステージのBig Fishの二倍にもなる規模感となった。

○世界各国のデザイナーが創り出したアート作品


今回の作品には、オーストラリア、メキシコ、イギリス、ドイツ、スコットランド、ブラジル、オーストリア、フランス、ベルギー、ポルトガルなど世界中のトップデザイナーを集結させたチームが携わっており、まさにワールドワイドのクリエイティヴな構造により可能となった集大成なのだ。英語が話せても、ニュアンスやイメージが伝わりにくいという言語の壁にぶつかりながらも、インターナショナルなチームワークにより成功したアートこそBoom Dance Temple。

○今後は国際的なチームワークをLIBにも生かしていくと話す


 

DoLabは今回のBoom Dance Templeで学習した国際的なチームで作り上げる作品の大切さを自身デザインのフェスにも活かして行きたいと話している。
彼らの代表的なフェスであるLightning In A Bottleも更にインターナショナルな空間のあるフェスティバルへと成長させていきたいと将来の展望へと今回の作品を繋げた。