先日、全国10会場を周るツアー「水曜日のカンパネラ・ワンマンライブツアー2016〜SUPERMAN~」を終えたばかりの水曜日のカンパネラが、年末の恒例イベント「COUNTDOWN JAPAN 16/17」に出演した。2015年に引き続き2年連続の出演となる。2015年のASTRO ARENAから会場も大きくなり、GALAXY STAGEに登場した。

オープニング映像が終わると「雪男イエティ」のイントロに合わせて赤いギンガムチェックのパンツスタイルのコムアイと雪男2体がステージに登場。雪男と共に観客に火をつける。続いて、フェスでももはや定番となった「シャクシャイン」を披露。次々とリズム良く飛び出してくる北海道地名ラップに観客も次第に乗ってくる。「今日は水曜日のカンパネラの仕事納めの日です。だから、私の全てのエネルギーを届けるから、みんなはそれを受け取って帰ってください!!」と意気込みを語る。いつにも増してパワフルなパフォーマンスを魅せる。

「次は新しいアルバムから新曲を2曲やります!まずはアルバムから「一休さん」。振りが簡単なのでみんなでやりましょう」というと、「一休さん」の振りの練習をスタート。サビの「一休さん ありがとサンキュー」というメロディーのサビに合わせて、「1、9、3」と指を使った振りをちゃんと出来ているか確認するようにお客さんと共に練習。


「そうそう、その感じ!わざと目線は遠くを見つめながらやって!!みんなで一緒にやりましょう!」と呼びかけると、本番では会場のお客さんが一体となり、「一休さんダンス」を踊り、会場を沸かせた。

続く新曲「坂本龍馬」では、世界観に合わせ提灯や刀をダンサーと共にLEDポイで演出。続くMCでは「来年2月にアルバムをリリースして、3月に武道館でライブをします!」と告げ、「ここにいる全員が武道館に来れば会場がいっぱいになるから!」と笑いを誘った。

続く「ディアブロ」ではフェスでも恒例となった「いい湯だね」コールを会場全体で合唱。合唱に合わせてゆらゆらと揺れるオーディエンスの手がまさに温泉の湯気のように漂っていた。「桃太郎」では、巨大風船を客席に2個投げ込みお客さんも触れて楽しめる演出を披露。
「ラー」では、再びポイを使ったダンサーが登場し、巧みなフォーメーションのパフォーマンスを披露、最後はコムアイ自らLEDポイを回し、観客を沸かせて終了した。


約40分に渡るライブは大歓声の中、幕を閉じた。2016年、飛躍した年となった水曜日のカンパネラ。ここから、アルバムそして武道館と走り始める水曜日のカンパネラの2017年の活躍に期待したい。


PHOTO BY 横山マサト

■「COUNTDOWN JAPAN 16/17」
@GALAXY STAGE
M1-雪男イエティ
M2-シャクシャイン
M3-一休さん
M4-坂本龍馬
M5-ディアブロ
M6-桃太郎
M7-ラー