EDMの始皇帝、DAVID GUETTAが1月に二年ぶりの来日を果たした。JAPAN TOURとして幕張メッセ、大阪城ホールの2カ所で公演を行い、数万人規模の会場を両日ともに盛り上げた。

今回は1月8日、幕張メッセで行われた東京公演の模様をレポートする。

まずオープニングアクターとしてスタートを切ったのはBABY-T。開場時間の15時から1時間にわたるセットで開場は大入りに。BABY-Tはディープハウスをメインとしたロマンチックハウスセットを披露し、日本を代表するアーティストとしての実力を見せ付けた。


そしてBAB-YTに続いたのはTJO。日本で活躍しているDJであるが、DAVID GUETTAと同じパリ出身である彼はBABY-Tの流れを上手く引き継ぎ、Deep House、Bass Houseなどのハウスサウンドでフロアを温める。


そしてその後はDAVID GUETTAサポートアクトとしてDAVID GUETTAのツアーに同行しているMAKO。一曲目からオリジナル曲に合わせて歌い、煽り、フロアをロックしていた。MAKOのライヴレポをチェック!

 

そしてお待ちかね、DAVID GUETTAの出番に!今回のツアーのイントロとして使用しているDimitri Vegas & Like Mike vs. W&Wの「Arcade 」のイントロが鳴り響くとフロア中に地響きの様な歓声が鳴り響き、彼の登場を今か今かと待ちわびていた。


2曲目はDavid Guettaft. Ne-Yo & Akon「Play Hard(Albert NeveRemix)」。会場中で「Work Hard Play Hard」の大合唱が起こり、DAVID GUETTAもご満悦の表情。満員となった会場ではジャンプしたり手を挙げたり、各々の楽しみ方でこの最高な時間を楽しむ姿が見られた。そこから「Ain't A Party」「Shot Me Down」「Bad」などヒットソングを連発し、彼のヒット曲の多さに驚かされた。もちろん全ての曲で大合唱。


DAVID GUETTAはMCで
今日は君たちと出会えて、本当にうれしいよ!今日は最高のパーティを、横にいる人たちとも一緒に楽しもう!と今回のツアータイトルである「Unity」の精神を訴えかけた。

大型パネルにはDJブースに設置されたカメラでブースでの彼の動きやフロアの様子がアバンギャルドな映像とともに映し出され、さらにレーザーや照明による演出がさらに会場の気持ちを1つにした。
今回のセットを総評すると、持ち曲はオリジナルだけでなくDavid Guetta feat. Kelly Rowland vs. Wiwek & Gregor Salto「When Loves Takes Trouble(JP CandelaMashup)」などといったマッシュアップや、他のアーティストによる自身の曲のRemixなどもプレイし、フロアを盛り上げることを重視したファン思いなセットだった。
さらに「Titanium」「Hey Mama」「Without You」など名曲を惜しみなく披露し、最高の盛り上がりのまま会場を後にした。

DAVID GUETTAの貴重な来日公演を目撃した人たちはDAVID GUETTAの願い通り「Unity」し、DAVID GUETTA本人、そしてファンの全員で忘れられない1日を演出した。