Native Instrumentsが、Chris Liebingを特集した新しいビデオシリーズをリリースした。マイアミで開催されたUltra Music Fesitivalの出演に先立ち行われたこの取材はインタビューやヨーロッパ各地でのパフォーマンスを交え、アンダーグラウンド・テクノ・カルチャーに目を向けている。   

テクノDJの様々な側面を描き出すこのビデオシリーズは、「Chrisが考える素晴らしいテクノDJのスタイル」「技術的なセットアップについて」「2時間パフォーマンス」の全3編で構成されている。
ブルッセルのFuse、ロッテルダムのCruise Teminalでの撮影に加え、ビデオは昨年11月のツアー最中のアーティストを2箇所で密着し、Chrisのユニークなパフォーマンススタイルを親密な視点から捕らえる。

Chris Liebing: The Techno Alchemist


このビデオでは、テクノとは何か、メインストリームのダンス音楽(EDM)との違いを説明している。Chrisにとってのテクノは、ヒット曲をプレイしたり、”ドロップを待つ”ことは重要ではない。彼にとってのテクノはむしろ、テンション、リリース、コントラストのある緩やかなサウンドの展開を使い、リスナーを旅に連れ出すものだと感じている。またテクノDJのパフォーマンスの違いについて説明している。

Chris Liebing: A Hybrid Setup


多くのDJは、他のアーティストがレコーディングした音楽のプレイに重点を置くが、Chrisは伝統的なDJミックスにドラムビートやパーカッション、メロディーのライブパフォーマンスを加え、独自のスタイルのパフォーマンスを行っているDJの1人。ハイブリッドなセットアップの内側を公開し、レイヤーサウンドがどのようにして作られるのか説明している。
MASCHINE JAM
https://www.native-instruments.com/en/products/maschine/production-systems/maschine-jam/
TRAKTOR
https://www.native-instruments.com/products/traktor/
PLAYdifferently MODEL 1
http://playdifferently.org/​
Allen & Heath 
http://www.allen-heath.com/​

Chris Liebing: In the Booth


最終編では、2時間に渡るライブパフォーマンスを披露。DJの視点から撮影されたこのビデオは、まるでブースの中にいるような美しい演出が行われている。

 TRAKTORのプロダクトオーナーであるFriedemann Beckerは次のように語っている。
「TRAKTOR PROに2デッキではなく、4デッキを装備するよう提案したのは彼なんです。それから同期機能についても口うるさく言っていました。今ではMASCHINE JAMを駆使して、サウンドやエフェクトをダイレクトに操作しています。彼のストーリーや経験を、世界中の音楽ファンの皆さんとシェアすることができて、とてもエキサイティングです。」
■NATIVE INSTRUMENTSについて
Native Instrumentsはコンピューターをベースとした音楽制作とDJプレイ用のソフトウェア、ハー ドウェアのメーカーとして市場をリードしています。私たちの使命は、音楽スタイルやジャンルを問わず、あらゆる方々のために革新的で一体型のソリューションを提供することです。常に技術的な限界に挑戦した製品開発をモットーに、プロ・アマチュア含めた、全てのクリエーターに新たな可能性と創造性を提供します。 

Native Instrumentsは1996年、パーソナル・コンピューターをリアルタイム・サウンドシンセシスの世界へ導き、そして現在、ミュージシャン、プロデューサー、DJの方々に向けて幅広いラインナップで製品を展開しています。現在弊社では400人以上のスタッフがベルリン、ロスアンジェルス、東京、ロンドン、深圳、パリの6つのオフィスで活動しています。そして世界各地の販売パートナーは40社以上にのぼり、今なお発展を続けています。
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