2017年は3日間に渡って雨模様となったフジロック。時には豪雨の悪天候の中、負けず会場を盛り上げた国内外のアーティストたちと観客との一体感は、フジロックならでは。日本の音楽フェスの中でも最も過酷…とすら言われているフジロックであるが、だからこそ自然と音楽が織りなす再現不可能なアーティストたちのライブシーンは、より強烈に印象付けられて人々の脳裏に焼きつくのではないだろうか。

また、大御所アーティストのライブの魅力もさることながら、それ以外にも楽しみどころ満載なのがフジロック!まだフジロック未体験の方も、来年はぜひ体験してみて欲しい。絶対にハマるから!そして、毎年のフジ通いが定番となっていき、気がつけばあなたも筋金入りのフジロッカーに…それがフジロックの魔力なのだ!

フジロックの「フェス飯」はとにかく美味い

フジロックと言えば「フェス飯」の美味しさでも知られている。フジロックの屋台料理のクオリティは高い。どの屋台で食べてもとにかく美味い。体力勝負の雨のフジロックを支えてくれた影の立役者が、このフェス飯たち!ハードなフェスであるにもかかわらず、フェス飯を食べ過ぎて太ってしまう人が毎年続出しており「フジロック太り」と言われてしまう始末…食べ過ぎには注意しよう。

スタッフたちの献身的なサポートに感激

悪天候で足元には激しいぬかるみや水たまり、体は濡れてビショビショになりつつも、笑顔を忘れず観客たちをサポートしてくれる献身的なスタッフたちの姿には、心を打たれるものがある。彼らもまた、観客同様フジロックを愛しているからこそ、観客により楽しんでもらえるように、誠心誠意のホスピタリティでフジロッカーたちを迎え入れてくれるのだ。
そんなスタッフたちを困らせないように、せめてゴミのポイ捨てはやめよう! あちこちにゴミ箱があるんだから!

会場を彩るアートワーク

会場全体に様々なアートワークが施されているフジロック。中でもフジロッカーたちを癒してくれる存在であるフジロックのキャラクター「ゴンちゃん」。会場の至るところに配置されている、大小様々なサイズ・カラーのゴンちゃん(石)は、最終日にはお持ち帰りOK!しかしここ数年、1日目から既にゴンちゃんの姿が少ない…ゴンちゃんのいないフジロックは寂しいので、連れ帰るのは最終日のみにしよう!


夜のライトアートワークも美しい。各所に設置されたライトアートは、森の暗闇を幻想的に照らし出す。ピラミッドガーデンはキャンドルアーティストのCandleJUNEプロデュースで、夜になると多数のキャンドルの灯りがゆらゆらと揺れて非常に美しい。キャンプサイト利用者は、ぜひ昼間の疲れを癒して和んで欲しい。

小さなステージにも大きな感動あり!

メイン4ステージの注目度はもちろんだが、フジロックを本格的に楽しむなら、小さなステージも見逃せない! Gypsy Avalon、苗場食堂、木道亭、ROOKIE A GO-GO、DAY DREAMING、PYRAMID GARDENではより観客とアーティストの距離が近い、アットホームなライブ等が楽しめる。ORANGE CAFE / BUSKER STOPは、バンド出演時間以外は事前申し込みで参加できるオープンマイクが開催され、誰でも参加可能。CRYSTAL PALACE TENTでは、木製ダンスフロアでバンドやDJが、パリの歴史あるキャバレー"ムーランルージュ"をイメージしたCafé de Parisでは、きらびやかな雰囲気の中、ポールダンス等を楽しむことができる。

キッズだってフジロックを楽しめる!

まだ幼稚園に通っているような子どもでも楽しめるのがフジロック!ハードな野外フェスとして知られている一方で、パパさんママさんも安心して参加できるフェスでもあるのだ。子連れでのフジロック参加を可能としてくれるのが、子連れでのフジロック参加を応援する「こどもフジロック」という企画や、会場内のオムツ交換所や授乳所の存在だ。


また、SILENT BREEZEでは紙芝居やラジオ体操などが、昼間のピラミッドガーデンでもディジュリドゥ体験やプリントワークショップなど子どもが楽しめる様々なワークショップが催されている。「KID LAND」では、アスレチックやミニステージ、メリーゴーラウンドなどもあって、森の中で子どもたちがのびのびと遊べるスペースとなっている。
何より中学生以下はフジロック無料!無料ですよ!幼い頃からの英才教育で我が子を音楽ヘッズに…と考えているパパさんママさんは、ぜひお子さんにフジロック体験させてみては!?