12月1日(金)、ダンス・ミュージックに焦点をあてた日本最大の複合型イベント「Tokyo Dance Music Event(TDME)」とコラボして日本で初開催される「SPINNIN' SESSIONS at TDME」の追加アーティストにMike Williamsの出演が決定! 2017年のイギリスの人気クラブ・DJ雑誌『DJ MAG』が毎年行っている世界の人気DJランキング「TOP 100 DJs」に60位でニューエントリーしたMike Williamsとはどんなアーティストなのかをご紹介しよう。


Mike Williamsとはオランダ出身のDJ/プロデューサー。6歳の頃からピアノを習いはじめ、12歳のときにDJ・プロデュースをスタートし、14歳のときにはクラブで500人の観客の前でパフォーマンスをしていたというのだから驚きだ。そしてネット上にアップしていたCalvin HarrisやCarly Rae Jepsenなど様々なアーティストのリミックスおよびブートレグがTiestoから絶賛され、彼のレーベル「Musical Freedom」に迎え入れられた。



デビュー・シングル“Sweet & Sour”のリリース方法は斬新で、アーティスト名は明かさず曲のみをリリース。
 


2016年2月19日のアーティスト名発表前に誰の曲か当てたら「Musical Freedom」のグッズが貰えるという「cool ID campaign」も実施され話題となった。曲自体もBeatportのチャートTop 100で最高6位にランクインし、Dimitri Vegas & Like MikeやHardwell, R3hab, AfrojackといったトップDJたちからもサポートされた。



1996年11月27日生まれの現在20歳である彼だが、18歳の時点で「SPINNIN’ RECORDS」と契約し、このようなバウンシーでアップリフティング、そしてセクシーさすら感じられる“フューチャーバウンス”を作り上げてしまったというMike Williamsには天性の才能すら感じられる。
2016年のUltra Music FestivalではTiestoがメインステージに出演中、Mike Williamsをステージに上げ、当時IDだった2人のコラボ曲“I Want You”を披露し多くの観客を魅了した。
 


このとき「いつか自分もこのような大きな舞台に立ちたい」と語ったMike Williamsだが、わずか数ヶ月後には、人気フェス EDC Las Vegasと世界最高峰のフェス Tomorrowlandへの出演を果たすという驚異の偉業を成し遂げ、更に現在ではヨーロッパやアメリカ、アフリカ、アジアなど世界各国のギグに出演しているほか、オランダのラジオ局「SLAM!」で自身のラジオ番組『Mike Williams on Track』まで持っている。



また「Musical Freedom」からJustin Myloとコラボした“Groovy George”や“Bambini”, “Melody (Tip Of My Tongue)”をリリース。
 
 


一方、「Spinnin’ Records」からも“Don't Hurt”やLucas & SteveやCurbiとコラボした“Let's Go”、Brooksとコラボした“Jetlag”など2017年だけで8曲の新曲とGalantisの“Hunter”やR3habの“Trouble”とリミックス2曲を提供するなど目まぐるしく活動している。
 



ちなみに2015年に発表した彼のファースト・シングルには日本語タイトル曲“Konnichiwa”が収録されている。日本に対する興味が感じられる曲名で、ファンたちの間では日本公演がいつ行われるかと期待されていたが、今回の「SPINNIN’ SESSIONS at TDME」でようやく待望の初来日を果たすことになった。

Written by MNN