「EDC JAPAN 2018」で来日!今最も勢いのあるDJデュオ CamelPhat(キャメルファット)

 
EDC JAPAN
で初来日を果たす、要注目の DJ/プロデューサー・デュオがいる。Dave WhelanMike Di Scalaからなるイギリス出身の DJ/プロデューサー・デュオ ​CamelPhat(キャメルファット)である。世界中から今注目を集めている彼らの初来日プレイを見逃すわけにはいかない。

とにかくレコードが大好きで一緒にリヴァプールのレコードショップを漁る友人同士だった2人は、2008年にデュオを結成し、2010年に初のシングルを発表。


結成してしばらくは、地元のクラブで DJ メインの活動をしていた CamelPhat だが、Stevie Wonder の「My Cherie Amour」を自分たちでエディットしたところ、はじめは身近な数名の DJ にしか音源を渡していなかったものの、いつの間にかそれが世界中に出回り高い評価を受けたことをきっかけとして、プロデュース業も本格的にスタートさせた。

2014年には【Spinnin' Records】と契約し、「Paradigm」「Constellations」「Make 'Em Dance」などのヒット曲を生み出し、各国のチャートを騒がせた。
 
ちなみに当初は、2人ともプロレスラーが付けるようなマスクを被って DJ をするスタイルをとっていた。


その後も Mark Knight のレーベル【Toolroom Records】や Axwell のレーベル【Axtone Recoeds】からシングルや EP を出し、Nicky Romero Oliver Heldens, Mark Knight, Diplo などからもサポートされ、着実に知名度を上げていく。


CamelPhat の音楽ジャンルはテックハウスに分類されるかもしれないが「Paradigm」などを聴けば彼らが「ジャンルを定められないハウスメーカー」と呼ばれる意味をお分りいただけると思う。また彼らはイタリアのピアノクラシックが好きだそうで、なかでも Outlander 「The Vamp」がお気に入りで、50曲以上のカバーを作ったこともあるのだとか。
そのため彼らの曲は90年代のピアノクラシックをフィーチャーしているものも多いのだ。
 
そして2017年、彼らにとって更なる大きな転機が訪れる。それが Elderbrook とコラボした「Cola」のリリースである。
 
これがアメリカのビルボードのダンスクラブチャートやビートポートのHot 100などで堂々の1位を獲得。
さらに第60回グラミー賞では「最優秀ダンスレコード賞」に、Annie Mac & BBC Radio 1が選ぶ「2017年の最もホットなレコード」にノミネートされ、イビサ島のクラブ「Hi Ibiza」が毎年行っているDJ Awardsでも「2017年の最優秀曲」にも選ばれ、イギリスでゴールドディスクに認定されるなど、この曲がきっかけで一気にブレイクしたと言っても過言ではないだろう。


この「Cola」は後に Robin Schulz や ZHU, Franky Rizardo といった著名なアーティストたちによってもリミックスされている。
 
まだまだこれだけではない。この年はビートポートで「Cola」「Drop It」「Hangin' Out With Charlie」の3曲が1位を獲得、ビートポートの【最も売れたアーティスト】部門に選出され、【最も売れた曲】部門では1位と2位を独占。「Cola」は BBC Radio 1では6週間連続ヘビープレイされ、EP『Monster』もビートポートのテックハウスチャートで1位にランクイン、Rolling Stones 誌の【注目すべきアーティスト10名】にもその名が掲載された。
 

2018年に入ってからも彼らの勢いは留まることを知らず、Fatboy Slim 「Right Here, Right Now」をリミックスすると、これまたビートポートで1位を獲得。
 
すでに母国イギリスだけでなく、ヨーロッパ各国やアメリカ中のイベントでブッキングされている CamelPhat だが、2018年も EDC や Tomorrowland といった世界3大フェスティバルへの出演も決まっているほか、Ultra Music Festival が開催されることでも有名な Miami Music Week 期間中には、DJ Mag のプールパーティーや Luciano のイベント、MK のイベント、Mark Knight のレーベル【Toolroom Records】のイベントなど、5日間で7つものイベントに出演。その点からも、​CamelPhatが今現在、世界中から引っ張りだこのアーティストだということが如実にお分りいただけるだろう。

Written by MNN

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