アメリカ出身のDJ/プロデューサー、Wuki(ウキ)が、5月に来日公演決定!


Wuki は、一つのジャンルに固執することなく、ジュークやジャージーなサウンドからビッグルーム、ハウス、テックハウス、ベースハウスまで幅広い音楽を作り出しているアーティストである。2013年に人気アンダーグラウンド・レーベル「Main Course」から出したクリエイティブなナンバー "Same Damn Sound" を機に、このような自由なコンセプトで曲を作っていこうと決めたとのことだ。
 


Wuki の本名は Kris Barman。2007年から2011年の間は、アメリカのエレクトロニック・ロックバンド「Innerpartysystem」のメンバーとして活動していた経歴を持っている。バンドではプログラミングやシンセサイザー、ギター、バックヴォーカルを担当しており、それらの経験を活かし、2012年から「Wuki」としてのソロプロジェクトをスタートさせた。


13歳の頃からギターを習いはじめた Wuki は、当時パンクやオルタナティヴ・ミュージックばかり聴いていたが、イギリスのエレクトロニック・グループ、The Prodigy “Smack My Bitch Up" に衝撃を受け、16、7歳のときに音楽制作ソフト Fruity Loops を購入し徐々にプロデュースに興味を持ち始めた。
 

そして19、20歳の頃、地元のバンドの追っかけをしていた友人のひとりがバンドを始めたことをきっかけに自身も加入し、大学を中退してバンド活動に全てを捧げることを決意した。これが後のエレクトロニック・ロックバンド「Innerpartysystem」だ。



2011年8月3日に「Innerpartysystem」は無期限の活動休止を発表した後、デンバーへと移り現在のステージネーム「Wuki」としてDJ/プロデュースをスタート。

深夜のラジオショーなどでのプレイしているうちに、Diploのレーベル「Mad Decent」や Skrillex のレーベル「OWSLA」などから注目されるようになり、それらのレーベルから曲やEPを発表、知名度は一気にワールドクラスとなった。
 
 

Wuki はバンド時代に Skrillex が以前所属していたポスト・ハードコアバンド、From First to Last と共演したことがあり、彼らはまだ "Skrillex" と "Wuki" になる以前から、知り合いだったとのこと。

ある日、OWSLA と繋がりのあった Kevin Durante というアーティストと知り合い "Rock It" という曲を送ったところ、Kevin Durante がその曲を OWSLA にも送り、OWSLA から声を掛けられ EP を出すことになった。
 

2015年には DJ Snake や Tchami のツアーやイベントにも同行している。


また2016年には Dim Mak でも活躍するLAのプロデューサー、Reid Stefan とコラボした "Work It" をリリースしたほか、The Chainsmokersの "Closer" や Galantis の "No Money" といった大ヒット曲の公式リミックスも提供。
 
 
 

2017年にはベースミュージックシーンで高い評価を得ているKayzoとコラボした "WAYZO" をリリース。
 

今年2018年に入って自身のレーベル「Wukileaks」まで立ち上げ、同レーベルからのファーストシングル "Chop It" も話題を呼んだ。Wukileaks は、大手レーベルにある難しい問題は一切抜きに、楽しさとクリエイティブさにこだわって様々なジャンルの音楽を届けるというコンセプトを持ったレーベルである。
 

そして2018年の Ultra Music Festival では、人気オーガナイザー集団「Brownies & Lemonade」ステージに Mad Decent でも活躍するニュージーランド出身のDJ、QUIXとB2Bで出演。


更に、世界最高峰のフェス Coachella にも出演し、EP「Wukipedia Vol. 1」も近日発表予定となっているなど大活躍中! 
そんな Wuki が、5月18日(金)東京・ELE TOKYO、5月25日(金)に福岡・evoL by GRANDMIRAGE、5月26日(土)に大阪・club Jouleで来日公演を行うので、要チェックだ。

Written by MNN