世界最高峰のダンス・レーベル「Ultra」が2018年激プッシュする、新感覚ダンス・デュオ【Sofi Tukker(ソフィー・タッカー)】

グラミー賞では「ベストダンス・レコーディング賞」にノミネートされ、一躍世界中から注目を集めた Sofi Tukker。「Sofi Tukkerって誰?」と、彼らの名前をまだ聞きなれない方でも、Apple「iPhone X」のテレビCMに起用された "Best Friend feat. NERVO, The Knocks & Alisa Ueno(ベストフレンド feat. ナーヴォ, ザ・ノックス & アリサ・ウエノ)" を耳にしたことがある方は多いだろう。更に、2018月4月には、再度Apple「iPhone 8(PRODUCT)RED」の CM にて "Batshit(バットシット)" が起用され、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの二人!
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そしていよいよ、2018年6月6日、衝撃のデビューアルバム『Treehouse(ツリーハウス)』を発売する Sofi Tukker。今最も注目すべきアーティストである彼らが、様々な質問に赤裸々に答えてくれた!



○二人は幼少期から音楽に興味がありましたか?
音楽は常に僕たちの生活には欠かせないものでした。僕は中学時代から大好きだったBlink 182のカヴァー・バンドのドラムをやっていたし、ソフィーも中学時代にはじめてアマゾン・ガールズっていう自分のバンドを組んで活動していたんだ。


○どのような経緯でSofi Tukkerを結成することになったのですか?
とても自然な流れだったよ!僕たちは大学時代から一緒に音楽をつくるようになったんだけど、その時に「ドリンキー」をつくったんだ。実際に2人で音楽を一からつくったのはこの曲がはじめてだったんだけど、つくってみて2人とも凄く満足できたし自信にも繋がったんだ。そしてこれがきっかけで、僕たちはもっと2人で音楽を追求するべきだと感じてデュオとして活動することに決めたんだ。


○”Sofi Tukker”というバンド・ネームはどのようにして決まったのですか?
2人で決めたんだ!スペルは少しだけ変えた部分もあるけど、それぞれの名前を足し合わせてひとつの名前にすることで、それぞれのマインドを含んだ新しい1人の人間をつくりあげる感じで、凄く気に入っているよ。 


○デビュー・シングル「ドリンキー」をリリースするや否や、同シングルが<第59回グラミー賞>で「ベストダンス・レコーディング賞」にノミネートされましたが、当時の率直な心境をお聞かせ下さい。
びっくり、の一言に尽きる! とにかくウソだと思ったよ! この知らせを聞かされた日がノミネーション発表日だったことも知らなかったくらいだしね! 

 

音楽面について

○2人は昔からダンス・ミュージックが好きだったのですか?ダンス以外にも普段よく聞く音楽ジャンルは?
タッカー:全く聞いていなかった訳ではないけど、本格的に(特にハウス・ミュージックを)聞くようになったのは DJ をやりはじめた大学時代の頃からかな。 
ソフィー:私はまだまだ見習い中って感じで、今でも日々タッカーにも教わりながら猛勉強中よ!今では一番好きなジャンルなの!


○デビュー・アルバム『ツリーハウス』はどのような理由でこのタイトルに決まったのですか?
ソフィー・タッカーとして活動する上で、そして音楽をつくる上でも、僕たちが常に大事にしているものはツリーハウスと、とてもよく似ていると思うんだ – それは幼少期に常に持っていた熱意、創造力、包括性や現実逃避とかね。だからのこの作品のタイトルもツリーハウスにしたんだ。


○このアルバムにはどのようなメッセージや想いが込められていますか?
とにかくこのアルバムを通して、嫌なこととかも全て忘れることができるくらいの喜びや楽しさを感じてほしいです!


○このアルバムを制作する過程で、何か大変だったことや苦労したことなどはありますか?
特に急いでアルバムを完成させないといけなかった訳でもないし、とにかく音楽をつくる時間が何よりも今は幸せだから楽しく制作できたと思う。すぐに完成した曲もあれば、予想以上に時間のかかった曲もあったけど、どれもつくってる時間は最高に楽しかったよ!


○「ベスト・フレンド」はiPhoneのCMソングにも起用され、世界的に大ヒットを記録していると思いますが、CM起用決定の一報をはじめて聞いた時の率直な感想は?
グラミーの時と同じになっちゃうけど、とにかくびっくりしたよ!同時に、こんな素敵なチャンスやサポートをしてくれた Apple にただただ感謝の気持ちでいっぱいだったよ!もちろん今もだけどね。
 

○「ベスト・フレンド」ではナーヴォ、ザ・ノックス、そしてアリサ・ウエノとコラボを果たしていますが、実際彼らとは一緒にスタジオ入りして楽曲制作をする機会はありましたか?
残念ながらみんなバラバラで中々一緒に集まる時間がなかったから、みんなメール上で自分たちのパートとかを送りあって完成させたんだ。ナーヴォはオーストラリアにいたし、アリサは東京で、ザ・ノックスはニューヨークだったからね。パズル・ゲームをやってるような感覚だったけど、楽しかったよ!


○あえて日本人アーティストのアリサ・ウエノを起用しようと思った理由はなんですか?
もともとナーヴォがアリサのことを教えてくれたんだ。昔から日本語のサウンド(イントネーション)が大好きだったこともあって「じゃーお願いしてみよう!」ってことでコラボすることになったんだけど、結果的に予想以上の仕上がりになったから本当に満足してるし有難いと思ってるんだ。


○アリサ・ウエノのパートはほとんどが日本語でのラップですが、これは誰のアイディアだったんですか?
アリサのパートはもちろんアリサが全て考えたんだけど、とにかく最高だよね!


○「ベスト・フレンド」のMVではみんなとても楽しそうな印象がありましたが、実際撮影はどうでしたか?
マジで最高に楽しかったよ!みんなで同じ家に寝泊まりしながら、とにかく思いつく限りの楽しいことをして、その様子をひたすら撮影してたんだ。


○「バットシット」もiPhoneのCMソングに起用され、結果1つのアルバムから短い期間で2つの曲が起用されたことになると思いますが、これについて2人はどう思いますか?
本当に僕たちも信じられないよ…!本当にラッキーとしか言えないのが正直な気持ちなんだ。
 

○現在、アルバム収録曲からミュージックビデオが4本(「ファック・ゼイ」「ベスト・フレンド」「ベイビー・アイム・ア・クイーン」「バットシット」)が公開されていますが、個人的にはどのビデオが一番気に入っていますか?また、その理由も教えてください。
4本とも僕たちの子どもみたいなものなので、どれか一つを選ぶなんてできないよ!!


○ステージ上のシンボル・ツリーがとても魅力的ですね。どのステージでも置いているようですが、どのようにこのアイディアを思いついたのですか? 
僕たちは、サンプルやドラムを演奏しながら、物理的にも何か違うことをしたいなと思っていたんだ。視覚的にも刺激となる何かを作りたいなって。最初はコンタクト・マイクロフォンに果物や野菜をくっつけようとしたんだけど、水分が気になっちゃったから、結局本を使うことにしたんだ! そしたらファンの反応もよかったから、そこからどんどん展開させて今に至ったんだよ。


○アルバム収録曲の中で、ステージでパフォーマンスする時に一番楽しいと感じる楽曲はどれですか?理由も教えてください。
僕たちの子どもたちからは選べないよ!!


○2人は全アルバム収録曲のソング・ライティングに携わっていると思いますが、楽曲を制作する上で特に大切にしているモットーやポイントはありますか? 
とてもシンプルなことかもしれないけど、他の人が聴きたいであろうものを書くのではなく、僕たちが聴きたいものを書くということだね。


○アルバム収録曲の中で、実際にどちらかの実体験に基づいて書かれた歌詞はありますか?
ポルトガル語で歌っている楽曲以外は全て、僕たちの実体験に基づいたものだよ。ポルトガル語のものは、ブラジル人詩人の方たちとのコラボレーション作品なんだ。


○アルバム収録曲の中からお気に入り一曲を選ぶとしたら、どの曲でしょうか? 理由も教えてください。
本当にどの曲も自分たちにとって最高だって感じられる曲だから、一つだけを選ぶことはできないんだ…。 


○「ダンス・ミュージック+@」(例:「ダンス・ミュージック+ロック」「ダンス・ミュージック+ワールド・ミュージック」など)というのが、ソフィー・タッカーにとってとても重要なコンセプトのように思うのですが、今後日本の伝統的な要素や楽器を加えてみたいと思いますか?
是非日本の要素をいつか加えてみたいね!僕たちは常に、音楽制作の新しい方法を学ぼうとわくわくしている


○お二人のお気に入りのアーティストや楽曲はありますか?
ソフィー:最近 Robyn というアーティストを知って、今凄く彼女にハマっているわ!
タッカー:LP Giobbiだね。彼女は僕らの親友の一人であり、大好きなDJの一人でもあるんだ。彼女も僕らと
ともに動いていて、毎晩彼女の音楽を聴かせてもらってるよ!
 
 

○今後一緒にコラボしたいと思っているアーティストはいますか?
StromaeやDie Antwoordとは是非近い将来一緒に音楽をつくってみたいって思ってるよ!
 

その他、ファッションなどについて

○2人共アートの才能も素晴らしいと思うのですが、実際にSofi Tukkerのグッズやアートワーク等も自分たちでデザインされたりしているのですか?
僕たちのまわりには素敵なデザイナーの友人がたくさんいて、いつも彼らと一緒にグッズだったりアートワークのデザインを考えてるんだ。自分たちのデザインの好みは凄くハッキリしてるんだけど、いつも彼らが僕たちのイメージをそのままヴィジュアル化してくれて、さらに彼らのエッセンスも加えてくれることで結果イメージしてたデザインが何倍にもいいものに仕上がるんだ。


○自分たちのファッション・スタイルを簡単に説明して下さい。
タッカー:風変わりで、カラフルで…とにかく”バットシット”なスタイルかな(笑)
ソフィー:アスレチックで官能的!そしてカラフルなスタイル!


○ファッション・アイコンとして尊敬する人はいますか?
2人とも Stromae とDie Antwoordが大好きなんだ!
 
 

○好きなアパレル・ブランドはありますか?
Hayley Elsaesser / Nicopanda / Libertine / Balmain  


○2017年に初めて日本を訪れた時の第一印象はいかがでしたか? 
とにかく最高! 日本のファッションは(いい意味で)ヤバい! の一言だね! 特にストリート・スタイルがとにかくクールでユニークだし、あんなヤバいスタイルは今まで見たことがないよ!


○最近ハマっていることやモノはありますか?
タッカー:最近ショーツの下にレギンズを履くのが自分の中のお気に入りかな!
ソフィー:私はトラック・スーツにハマってるの。あと、最近抹茶もお気に入りなの!


○6月に2度目の来日&初の単独ライヴが行われますが、今の心境をお聞かせください。
マジでとにかく楽しみだよ!今度はもっといろいろな所を見て回りたい!

Sofi Tukker の二人から、iFLYER ユーザーへのメッセージ !!



Sofi Tukker(ソフィー・タッカー)

世界最高峰のダンス・レーベル<Ultra>に所属する、ソフィー・ホーリー・ウェルドとタッカー・ハルペルンの二人からなるニューヨークを拠点に活動中の新人デュオ、ソフィー・タッカー。米国のブラウン大学在学中にアートギャラリーで出会い、すぐさま一緒に音楽作り始め結成。2016 年 7 月にリリースしたデビューEP『ソフト・アニマルズ』に収録されている「ドリンキー」が、2017 年<第 59 回グラミー賞>で「ベストダンス・レコーディング賞」にノミネートされたことで一躍世界中から注目を集める。また、「ドリンキー」は 2017 年 1 月に公開されたラブ・コメディー映画『The Incredible Jessica James』に挿入歌として起用されたことでも話題を呼んだ。さらに、同年 1 月にリリースされたシングル「ジョニー」が、米ゲーム・メーカーEA スポーツの人気作品<FIFA 17>内でも起用。6 月には<BACARDI>主催イベント『BACARDÍ “Over The Border” Launch Party』に出演し初来日を果たした。同年10 月には 26 カ国の iTunes ダンス・チャートで 1 位(国内ダンス・チャート 2 位)を獲得したシングル「ベスト・フレンド feat. ナーヴォ、ザ・ノックス&アリサ・ウエノ」が<iPhone X>のテレビ CM に起用。国内でも同 CM が大量 O.A.されると、日本でも音楽認識アプリ<Shazam>のチャートで1位を獲得するなど、大きな話題を呼んだ。また同曲は 2018 年 1 月に全米シングル・チャート<ビルボード・ホット 100>入りを果たすなど、現在世界で人気急上昇中のダンス・デュオである。

日本公式 HP: http://www.sonymusic.co.jp/artist/sofitukker/
海外公式 HP: http://www.sofitukker.com/