BBC NEWS によると、ヘリオット・ワット大学のエイドリアン・ノース教授が世界中の3万6000人を超える人々を対象として104の音楽ジャンルに分け、好きなジャンルと自分自身の性格についてを調査した結果、音楽の好みと人格のタイプは密接に関係しているのではないかという意見が発表された。この規模での調査を教授が行ったのは初めてだそう。

その調査結果によると、各ジャンルごとに多い人格のタイプは以下のとおりとのことだ。
 

ブルース:プライドが高い、創造的、穏やか、穏やか、気楽

ジャズ:プライドが高い、創造的、発信的、気楽

クラシック:プライドが高い、創造的、内向的、気楽

オペラ: プライドが高い、創造的、穏やか

カントリー・ウェスタン:勤勉、外向性

ラップ:プライドが高い、外向性

レゲエ:プライドが高い、創造的、勤勉ではない、穏やか、優しい、気楽

ソウルミュージック:プライドが高い、創造的、外交的、優しい、気楽

ダンスミュージック:創造的、外向性、穏やかではない

インディーミュージック:自尊心が低い、創造的、勤勉ではない、穏やかではない

ボリウッド創造的、外向性

ロック・ヘヴィメタ:自尊心が低い、創造的、勤勉ではない、外交的ではない、穏やか、気楽

ポップス:プライドが高い、創造的ではない、勤勉、外向性、穏やか、のんびりしていない


ノース教授によると「一般的にメタルファンは陰気で自滅的、彼ら自身にとっても社会的にも危険であると一般的には考えられている節があるが、実際には彼らは繊細である」とのこと。


これらの結果をもとに考えると、音楽好きはジャンルを問わず割とクリエイティブでプライドが高めの人が多いようだが、そんな中でロック・ヘヴィメタやインディーミュージックを聴く人はプライドが低い人が多いとのこと。これは、そういったジャンルの音楽を好む年齢層が比較的若者を中心としており、自分探しの真っ只中であることも影響しているのかもしれない。

また、レゲエやインディーミュージックを好む人は「勤勉ではない」、カントリー・ウェスタンは「勤勉」など、イメージ通りの人格のタイプも多い。

ちなみに、iFLYER ユーザーに一番多いであろうダンスミュージックファンの人格のタイプについては「創造的、外向性、穏やかではない」人が多いとのこと。確かに、ダンスミュージック好きは「穏やか」というよりもパワフルなイメージが強いが、あなた自身には当てはまっているだろうか?
ちなみに、ボリウッド(インド映画音楽)好きも創造的で外交的な人が多い模様。ボリウッドもダンサブルでアッパーなものが多いので、共通項が多いのかもしれない。