トロピカルハウスやポップなサウンドが台頭している感のある、現在のダンスミュージックシーン。ポップ寄りな傾向にある今どきな EDM 要素がありつつも、コアな EDM ファンをも虜にするアーティストがいる。それが ARMNHMR(アームアンドハマー)だ。

ちょっと読みにくい名前のこのアーティスト、ARMNHMR は、ロサンゼルスを拠点に活動する Joseph Chung と Joseph Abella の DJ デュオである。今回は、ネクストブレイク確実なこのアーティストを紹介したい。


The Chainsmokers の "Closer" や "Something Just Like This" などの Remix を手掛け、更にアメリカのフェスを中心に出演し、多くのオーディエンスをの心を鷲掴みにしつつある ARMNHMR ​は、まだ日本ではそこまで名が知られたアーティストではないが、現在のアメリカでの勢いを見るに、日本でもすぐ人気が出ることは間違いないだろう。今のうちから彼らの楽曲をチェックしておこう!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

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Feel So Good

彼らにとって2枚目のシングルとなったこの楽曲は、ARMNHMR の代名詞ともいえる宇宙をイメージさせるような美しく壮大なサウンドのベースとなる楽曲ではないだろうか。
 

FAREWELL

Aviella Winder の美しいヴォーカルと激しいサウンドによる緩急が印象的で、思わず口ずさみたくなる楽曲に仕上がっている。
 

Oceans

深い海に落ちたようなイントロからドロップにかけて一気に加速するサウンドと、一瞬無音になるブレイクが印象的で、一度聴いたら頭から離れなくなる彼らの代表曲の1つ。
 

ALONE

ヴォーカルの Dylan Matthew の力強くも透き通るような歌声と、切なさを引き立たせるような 8 bit 風のサウンドが重なり、ARMNHMR の壮大な世界観を再認識できる楽曲。もちろん原曲も素晴らしいが、さらにおすすめなのが Soar による Remix。こちらも要チェックだ。
 

原曲の美しさ、壮大さを残しつつ、音のパンチが繰り出されるようなドロップは必聴だ。
 

Won't Come Back

この曲はこれまでの ARMNHMR とは少し違い、DubStep の要素を取り入れた一曲。その中にも彼らの美しいサウンドは依然しっかりと残されており、新たなジャンルが生まれる予感さえする仕上がりになっている。
 

Leave It All

2018年8月にリリースされた最新のシングル。"Won't Come Back" よりも DubStep の要素が強めな印象で、パワーのあるサウンドにも関わらずとても聴きやすく、心を揺さぶられる楽曲だ。


"ARMNHMR" という新たなジャンルが確率されても良いのではないかと思えるほど、特徴的で美しく切ないサウンドを巧みに操る彼ら。彼らの初来日に期待を寄せつつ、圧倒的な世界観に浸ってみては?


Written By TAKERU SHIGYO