期待の新星が登場!いま"filous"がアツい!


夏のフェスシーズンも終わり、少し落ち着いた曲が聴きたくなる今日この頃。そんな時にオススメしたいのが fious(フィロウズ)というアーティスト。まだ日本での知名度は低いようだが「Ultra Music Festival 2017」のコンピレーションアルバムに「Goodbye」がピックアップされ、業界内での注目度が極めて高い。特にトロピカルハウス好きはぜひともチェックしておいて欲しい filous について紹介しよう。
 
 

filousってナニモノ!?


filous はオーストリア出身、現在21歳のプロデューサー。16歳で活動を開始し、SoundCloud や YouTube にアップした音源が人気を集める。活動開始から2年で Selena Gomezの「Same Old Love」のオフィシャルリミックスを手がけるなど、目覚ましい活躍ぶりで注目を集めている。

彼の魅力は「脱力系トロピカルハウス」と形容されるユルくてチルい世界観。彼が得意とするギターの音色がその雰囲気を演出している。歌詞も21歳の等身大の世界観なので肩の力を抜いて聴くことができる。

例えば最新曲「Bicycle feat.klei」のサビ部分の歌詞を抜粋すると以下の通り。

Do I look too cool, do I look too cool?
On my bicycle, on my bicycle, yeah
I'm sorry I rule, I'm sorry I rule
Oh oh, oh oh, oh oh

(和訳)
ワタシってイケてるでしょ?
自転車に乗ってるの
ワタシが最高でゴメンね
Oh oh, oh oh, oh oh


もし「こちとらランボルギーニを乗り回して遊んでるぜ!」という感じの歌詞だったら「イケイケ過ぎてちょっと...」と幻滅してしまうが自転車をチョイスしてるあたりが良い。近所の公園のベンチに腰掛けてファンタジー小説を読んでそうな物静かな青年っぽい感じが、とにかく良い。

超ユルくてチルい!filousの楽曲たち


すでに filous のことが気になって仕方ないであろうみなさんのために、オススメ曲をピックアップ!

filous - For Love feat. klei 
2017年リリースのEP「For Love」の表題曲にもなっているこちらの曲は、恋人を愛するあまりに全てを投げ出したがその恋人に見捨てられてしまうという、ちょっと悲しい内容。

filous - Vienna By The Sea feat. Mat Kearney
EP「For Love」からもう一曲。こちらはテンポが早いが相変わらずユルくてチルい。

Filous - Feel Good Inc. (ft. LissA)
Gorillazの「Feel Good Inc.」 をfillousのスタイルでカバーした一曲。

Written by So-on