The Chainsmokers(ザ・チェインスモーカーズ)が、本日11月16日(金)に、2018年第9弾となる新曲「Beach House|ビーチ・ハウス」を公開した。

「ビーチ・ハウス」は、ディプロ主宰のレーベル Mad Decent 所属のフランス人プロデューサー AAZAR との共作で10月にリリースした楽曲「サイレン」とはうってかわり、「大切な君/どこへ行っていたんだ/どうか放さないで/同じ気持ちだと言って」と歌うドリュー1人のボーカルによるクラシックなザ・チェインスモーカーズらしい響きと切なさも感じるミッドテンポのトラック。「On a train through Japan/日本を走る列車で」と日本が初めて歌詞に出てくるのも注目だ。

各ストリーミング・サービスではこれまでの9曲を『シック・ボーイ...ビーチ・ハウス』としてまとめて聴くことができ、iTunesでは、ダウンロード購入が可能な7曲入EP『シック・ボーイ...ディス・フィーリング』も配信されている。

 
9月リリースながら既に全世界トータル再生が1億回を超える今年最大のヒットとなっている「This Feeling(ディス・フィーリング feat. ケルシー・バレリーニ)」のミュージック・ビデオを今週11月12日(月)に公開したばかりのザ・チェインスモーカーズ。監督にはNYを拠点とする今注目の女性映像クリエイター/ディレクター・デュオ Similar But Different(シミラー・バット・ディファレント)を起用し、同曲で初共演を果たした、昨年(2017年)の第59回グラミー賞でザ・チェインスモーカーズらとともに「最優秀新人賞」にノミネートされたカントリー・ポップ・シンガーのケルシーとザ・チェインスモーカーズの3人がモトクロス・レーサーに扮し、この曲で歌われている「それぞれが頭で考えることと心で感じることの矛盾/様々な不安や葛藤にもがき立ち向かう」姿が描かれている。

3人は同曲リリース直後の9月下旬にアメリカの人気番組『The Ellen DeGeneres Show/エレン・デジェネレス・ショー(エレンの部屋)』に出演し、ドリューはアコースティック・ギター、アレックスはキーボード、そしてサポート・ドラマーを加えたバンド・セットでのパフォーマンスが話題となったことも現在のヒットにつながっているのであろう。

●This Feeling MV:

『The Ellen DeGeneres Show』パフォーマンス映像:

今年1月から4月まで4か月連続で新曲を発表し、6月に東京・大阪で開催した初の“LIVE SET”による大規模ジャパン・ツアーで計3万人を動員。そして再び7月~11月の5か月連続リリースによって計9曲を積み重ねてきているザ・チェインスモーカーズ。
今後も大規模なツアーや12月31日までラスベガスでのレジデンシー公演を続けながら連続リリースを重ねて1曲1曲にフォーカスし、それらをすべて収録したフル・アルバムが完成するのももう間もなくだ。