今年、Yellow Claw(イェロー・クロウ)のレーベルである Barong Family レーベルと正式に契約した台湾のフィメール DJ/プロデューサーの RayRay(レイレイ)が、ダブステップ、ハードハウス、ジャージークラブ等の5トラックが詰まった EP『ALIEN INVASION』をリリースした。なお、レーベルオーナーである Yellow Claw のアドバイスで、RayRay は EP のすべてのトラックで歌を披露している。

 

Ray Ray は2013年の Red Bull 3style World Finals に出場した唯一のフィメール DJであり、Skrillex とのスタジオセッションやグラストンベリー、ADE、Sonar、Tomorrowland 等の世界的ビッグフェスへも多数出演する、要注目アーティストだ。


なお、この EP『ALIEN INVASION』のリリースに際し、Yellow Claw からは以下のコメントが寄せられている。

RayRay は、その性格と積極性に加えて、彼女は素晴らしい DJ でありテイストメー​​カーとして際立っている。彼女と彼女のエネルギーが、我々や他のアーティストと共にレーベルに存在することは素晴らしいことだ。

この EP の曲以外でも、Back n Forth のボーカルは素晴らしい。 RayRay は昨年、カジュアルでドープなボーカリストとして、カジュアルに進化した。特にドロップは最高だ。

我々はかなり早い段階でアジアでショーを開催するようになった。アジアを気に入っているだけではなく、ここで多くのミュージックビデオも撮影している。我々の友情のように、それは5〜6年前から長きにわたって相互に密接に関係し合い、成長してきたものだ。アジアの才能ある友人の RayRay にバロンファミリーというプラットフォームを提供できることを嬉しく思う。

このめちゃくちゃ激アツな EP のリリースに加えて、RayRay がアジアのアーティストとして、そして女性プロデューサーとして台頭していること誇りに思う。EDM コミュニティが注目すべき二つの重要なムーブメントだ。


また、Yellow Clow はアジアのアーティストが未だふさわしい露出を得ていない理由について、以下のように述べている。

アジアのエレクトロニックミュージックシーンはまだ新しく、実験的で、ちょうどスタートしたばかりだ。非常に多くのエキサイティングなマーケットが、徐々に表面化しつつある才能あるアーティストたちとともに発展してきている。近い将来、アジアからさらに多くの新たな才能が現れることは間違いないだろう。


今後、ますますアジアはもちろん世界にその名を轟かせることは間違いなしの RayRay。そのキュート過ぎる容姿はもちろんだが、なによりも世界的アーティストたちからも一目置かれる彼女の確固たる実力をあなたの耳でぜひ目の当たりにして欲しい。