ここ日本でも2015年、2016年に開催されたフェスティバル「Sensation」。Sensation のコンセプトは「Sensation White」、つまり「白」をイメージカラーとしたダンスミュージックフェスティバルで、フェス参加者は白い洋服を着用するルールとなっていた。音楽ジャンルは当初はトランスを中心としたもので、徐々にハウスミュージックへと移行していった。

世界最大人気フェスの1つである「Tomorrowland」も主催する世界屈指のクリエイティブ・カンパニー「ID&T」が企画・運営をしている。


記念すべき第1回目の Sensation は、オランダ・アムステルダムにて2000年に開催され、2005年以降はオランダ以外の様々な国で開催されていた。そして2017年「アムステルダムで開催する最後の Sensation」と銘打たれたイベントが開催され、その歴史に幕を閉じた。


また、過去には「Sensation Black」というイベントも開催されており、こちらはハードスタイルやアンダーグランドなものにフォーカスを当てていたイベントに。こちらのイベント参加者は、黒い洋服の着用が決まりとなっていた。


先日、Sensation のオフィシャル SNS が更新され、2020年7月4日に「Sensation Beyond」がアムステルダムにて開催されることが発表された。アップされたティーザーは、まるで夢の中に迷い込んでしまったかのような映像に仕上がっている。

 

​Sensation は、音楽面もさることながら、もはやフェスの枠組みを越えた一流の舞台さながらのセットと演出で来場者を魅せるフェスであり、そのクオリティは世界随一。ステージでは絶えず鮮烈な光と炎がほとばしり、頭上にはエアリアルダンサーたちが舞い踊る……近未来感のあるステージは、決して他のフェスでは見ることのできない「Sensation」ならではのエンターテインメントだ。



会場となるのは、元々 Sensation が開催されていた会場である Amsterdam Arena（現在は名前が変わり、Johan Cruijff Arena）。この会場は、Amsterdam Dance Event（通称ADE）の Amsterdam Music Festival を開催している会場で、約6万8千人を収容できる広さを持つ。

Sensation Beyond のオフィシャルサイトでは既に事前登録が開始されている。またホテル付パッケージも販売されるとのことなので、気になる方は事前登録をして追加情報を待とう。

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