Rolling Stone によると、Coachella(コーチェラ)を主催する "Goldenvoice" の幹部と "AEG Presents" の CEO は、アメリカ・カリフォルニア州で開催される大規模野外フェス「Coachella」の 開催日程を 2021年の秋ごろに再延期することを計画していると報道した。

 元々、2020年4月に開催される予定だった Coachella は、他フェスティバルと同様に新型コロナウイルスの影響で延期となった。この際の延期日程は、「2020年10月」となっていたが、その後コロナウイルスの影響が長引いているため「2021年4月」に再度延期して開催すると発表していた。

Coachella の主催者である Goldenvoice と直接連絡を取っていたという匿名の人物の情報によると「Coachella は、2021年4月の開催も不可能とみており、2021年 秋ごろ(10月)に再々延期を計画している」とのことだ。また、同氏は「再々延期の発表は、9月の第1週となっていたが、発表されず、遅くとも 9月末には発表すると聞いていた」とのことだが、10月8日時点では、まだ Coachella から再々延期の発表は行われていない。


更に同氏によると、この再々度の延期は Coachella のアーティストラインナップにも大きな影響を与えると言及している。様々なビッグフェスが 2021 年夏から秋にかけて開催される予定の他、アーティストのツアースケジュールの計画等もラインナップの視野に入れなくてはならないため、現在のアーティストラインナップの通りに開催することは「非常に難しい」だろうと同氏は回答している。また、他にももちろんアーティストとの契約内容、カリフォルニア州における新型コロナウイルスの規定・規則など、数々の障害があるだろうと報じた。

Coachella が発表する内容によっては、それがアメリカ全土で行われるフェスティバルに少なからず影響を与えることは確かであるが、2021年の見通しは現在も不透明である。いずれにせよ、私たちが今後のアメリカのフェスシーンの動向を知るのにそう時間は掛からないだろう。
 

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