ユーザーが VR ヘッドセットやストリーミングを通じてヴァーチャルリアリティのコンサート、ナイトクラブ、フェスティバルに参加できる新たな VRプラットフォーム "ソーシャル・メタスペース" の「Sensorium Galaxy（センソリウム・ギャラクシー）」で、先日発表されていた世界的 EDM プロデューサー/DJ の David Guetta（デヴィッド・ゲッタ）に続き、イギリスのテクノ・レジェンドである Carl Cox（カール・コックス）が記念すべき最初のパフォーマンス行うアーティストとして発表された。
 
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2021年初頭に一般公開予定となっているこの「Sensorium Galaxy」は、この VR プラットフォーム企業が発行したトークンに700万ドル（約7億3800万円）が費やされており、プラットフォーム内でコンテンツを放送するためのアクセスを、既にラッパーの Jay-Z によるハイレゾストリーミングサービス Tidal（タイダル）によって支援されている。


各 DJ は、The Night League の 創業者/CEO で、ナイトクラブ Hï Ibiza と Ushuaïa Ibiza の設立者でもある Yann Pissenem と共同で開発した、「Sensorium Galaxy」内の音楽コンサートやフェスティバル特化型のコンテンツハブである「Prism」での独占 VR パフォーマンスを行うとのことだ。
Yann Pissenem は以下のように述べている。

David（Guetta）と私は20年以上一緒に働いている。彼は常に音楽の時代を先取りしてきた天才であり、Sensorium Galaxy のヴィジョンを理解している。

設立以来、Sensorium Corporation は１億ドルを超える民間投資を集めており、VR 分野で世界で最も資金が豊富なスタートアップの一つとなっている。
VR テクノロジーは、物理的な世界を超越し、業界に革命をもたらす前例のない番組を作ることができるため、これまでに前例のないようなものになるだろうとみられている。

なお、一方の Tidal は、他の VR 市場にも進出しており、最近では Facebook のプラットフォーム Occulus とも提携している。
このパートナーシップにより、今年6月に Facebook がリリースした Oculus Quest で入手可能なアプリ「Venues」のヴァーチャル・リアリティや、Tidal の2D ビデオ ＆ 高品質オーディオでも、今年後半には、上記の Carl Cox と David Guetta のパフォーマンスをはじめとするシーンのビッグネームたちによるパフォーマンスシリーズのストリーミングが見れるようになるとのことだ。