2021年2月にフランス出身のデュオ Daft Punk(ダフト・パンク)が解散を表明をして約4ヶ月。解散を発表した当時は、多くのアーティストやファンたちが様々な感情を SNS に投稿していたのを目にした方は多いのではないだろうか。
 

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EDM.com によると、ある1人の熱狂的な Duft Punk ファンは、彼らの解散を受け入れられなかったようで、Daft Punk を解散させないようにするために政府の介入を求め、政府と議会に対して「嘆願書」を申請。その「嘆願書」には以下のように記載があったとのことだ。

Daft Punk を返してください。そして彼らは最新アルバムを発表するべきです。なぜなら、彼らは私たちに(解散する)と発表し、苦痛を与えたからです。Daft Punk は伝説なんです。解散することはただ単にできないことです。

確かに Daft Punk は多くのファンを魅了し、今なお解散を悲しんでいるファンも世界中にいることは事実であり、この嘆願書は極端な意見ではあるものの、多くのファンの声を代弁しているのかもしれない。

もちろん、イギリス政府は政府としてこの問題に介入することには賛成できないとして、この嘆願書を却下。だが、一方で下のようなユーモアを交えた愉快な返答をしたとのことだ。

Daft Punk の再結成やコラボレーションなどの可能性は、全て彼らに決定権があります。イギリス政府でもなく、議会が決めることでもない。
ですが、あなたが「Get Lucky(幸運を手に入れる)」であれば、もしかしたら「One More Time(もう一度)」彼らが再結成するかもしれませんね。

Get Lucky」そして「One More Time」は、それぞれ Daft Punk の楽曲名である。なかなかセンスのあるこのジョークで、熱狂的な Daft Punk ファンも少し気が紛れたのではないだろうか。
 

>> 嘆願書の全文はこちらから


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