イギリス・リバプールの18歳の学生、ジャスミン・デューハーストさんは、先月、２回目のまつ毛エクステを受けに行ったところ、恐ろしいアレルギー反応が起きてしまった。
経験の浅いサロンの施術者が、誤って上まつげのエクステを下まつげの一部にも接着してしまい、そのでアレルギー反応が瞼に出てしまったとのことだ。
私は彼女（施術スタッフ）に私がどのように望んでいたかについての写真を見せた。そして（施術が）終了した際、施術スタッフは「"それら" はあなたが望んでいたよりも、もうちょっと量が多くなった」と言った。それは既に危険なサインだった。
施術スタッフは鏡で私にそれを見せてくれた。私はそのまつエクが本当に好きではなくて、泣きたいと思った。
ジャスミンさんの施術後の写真を見ると、問題はそれ以前にまつエクの付け方のセンスにも問題があったように見える……。
Photo：Kennedy News and Media
施術スタッフは私の上まつげ（のエクステ）を下まつげにも接着していたので、片方の目が少し接着されており、開くことができなかった。
私は車内に座り、下まつ毛を外そうとした、いくつかのまつエクのまつ毛を引っ張らなければならず、それは何本かの自分のまつ毛も抜いてしまった。
その後、約1週間は大丈夫だったけれど、そこから本当に痛くなった、目は熱くなり、痒みを感じた。まつエクが刺さって、涙が止まらなかった。
そして翌朝、ジャスミンさんが目を覚ますと、目を開けることができなくなっており、パニックに陥ったという。
Photo：Kennedy News and Media何も見えず、何が悪いのかわからなかった。私は目と、目から出たネバネバしたものが一緒に接着されてしまっているのを感じた。
塩を入れたお湯で洗い流してみたけれど、固すぎてまつ毛を抜かなければならなかった。
ジャスミンさんは翌日、病院を訪れ、アレルギー用の点眼薬と錠剤、クリームを処方されたという。
問題のあるまつ毛エクステは自分自身で取り除いたものの、今だにまぶたの炎症に悩まされているとのことだ。
ジャスミンさんは、以前別のまつエク施術者の元で、きちんとパッチテストを受けてまつ毛エクステをスムーズに仕上げたことがあったという。だが、今回、違うまつエク施術者を選び、その施術者からパッチテストされないまま施術を受けてしまったとのことだ。まつ毛リムーバーを持っていたので、まつ毛に沿って擦り、ワセリンも使ってまつ毛を溶かしたけれど、約1ヶ月間、それら全てを取り除くことができなかった。刺激は完全に消えておらず、今でも腫れている。
まつ毛がなくなった後も炎症は残っていたので、まつ毛はハゲてしまった。
ジャスミンさんはこのトラブルについて以下のように語っている。
まつ毛エクステに限らず、化粧品等の肌につけるものでアレルギー反応を起こしてしまうというようなトラブルはよく耳にする。美しくなりたいと願う気持ちを持つ人は多いだろうが、何をするにしても、事前にある程度の安全性について良く調べてから行った方が良いかもしれない……。まつ毛が伸び始めたばかりなので、マスカラを塗ることしかできない。十分に治るまで何年も掛かると思うけれど、私はもう一度それら（まつエク）をやり直すと思う。でも、パッチテストは必ず受ける。
私は明らかに、その接着剤に含まれている物質にアレルギーがあるので、誰もがパッチテストを受け、可能であれば接着剤の成分も知っていることを確認するべき。
