かつてオンライン著作権侵害の代名詞のような存在だったファイル共有アプリ LimeWire(ライムワイヤー)は、12年前にクローズしたが、最近新たな管理の下で、新たな活動をスタートさせようとしている。

関連記事>>2000年代初頭、音楽の違法ダウンロードの温床だった悪名高きP2Pファイル共有サービス「LimeWire(ライムワイヤー)」がNFTマーケットプレイスとしてカムバック!!

LimeWire は、Web3 と NFT テクノロジーを用いて、「予算や技術の知識に関係なく、全ての人にデジタル収集品を届けること」を新たな使命とし、アーティストが公平な収入を獲得できる手段を提供しようとしている。

最近、Arrington Capital、Kraken Ventures、GSR Ventures が主導する新たな資金調達ラウンドが、LimeWireチームがこの計画を実行するために1,000万ドル以上を提供、そこに参加する投資家の中には、deadmou5(デッドマウス)のファンドである「720Mau5」も名を連ねている。720Mau5 は、deadmou5 が長年のマネージャー/ビジネスパートナーである Dean Wilson と共に管理するものだ。


LinkedIn に投稿された発表の中で、Dean Wilson は LimeWire のアプローチを支持して以下のようにコメントしている。

予算や経験に関係なく、LimeWireが音楽業界のアーティストやファンに道を開き、全ての人が音楽にアクセスできるようになるのを見るのは素晴らしいことです。
これこそ音楽です。

LimeWire は資金を使ってチームを拡大し、パートナーシップを促進し、高品質のコンテンツを作成すると述べている。同社はネイティブ NFT マーケットプレイスの今年後半の立ち上げ予定を発表している。