約8万人が参加したと言われている、2022年度の Burning Man(バーニング・マン)に関して、警察当局はこのイベントの歴史上、犯罪行為に関して最も穏やかな年の一つであると報告している。

Burning Man 参加者である Burner(バーナー)たちの安全を確保するために、米国土地管理局と協力するパーシング郡保安官事務所は、今年の逮捕者はわずか16人であったと報告。これは、前回開催時である2019年の58人の逮捕者よりもはるかに少ない数字となった。

カリフォルニア州サンフランシスコを拠点とするニュースサイトの SFGATE によると、逮捕者たちの容疑は実質的な身体的危害を加える暴力、家庭内暴力、規制薬物の所持、警察官への妨害、麻薬所持、規制薬物の販売等であったとのことだ。

警察はまた、1名の死亡を報告しており、テネシー州ハンティンドンの John Everett Williams 判事(69歳)が、毎年恒例の Burning Man 巡礼中、9月2日に自然死したとのことだ。John Everett Williams 判事は、同イベントの清貧キャンプ「Anonymouse Village」で働き、愛する人を失ったバーナーたちを支援する「Temple Guardians」でボランティア活動をしていたとのことだ。