大阪駅西地区において開発を進める「JP タワー大阪」に、JR 西日本ホテルズの新ブランドになる『THE OSAKA STATION HOTEL, Autograph Collection(大阪ステーションホテル、オートグラフ コレクション)』が2024年夏、初代大阪駅の地に開業することが決定した。


ホテル名の由来は、1874年(明治7年)に遡る。近代化に湧く19世紀後半の⽇本、全国で二番目の鉄道路線として⼤阪駅が誕⽣。伝統的な⽊造建築と異なり、赤煉瓦で造られた⻄洋式の駅舎は、新しい時代を象徴するランドマークとして当時の⼈々を魅了し、旅⼈と街を繋いだ。その後、⼤阪の発展と共に移転と増改築を繰り返す中で本格的なホテルを併設する計画もあったが、第二次世界⼤戦の影響などから実現には⾄らなかったそうだ。

▼ 初代大阪駅の駅舎

こうした歴史的な意義を踏まえ、鉄道の記憶と先人たちの想いとともに、150年の歳月を経て、初代大阪駅の地に「大阪ステーションホテル」が誕生。ホテルの開業は2024年夏を予定しており、詳細は決まり次第、順次発表されるとのこと。

▼ 客室イメージ


THE OSAKA STATION HOTEL, Autograph Collection

所在地:大阪府大阪市北区梅田三丁目2番2号
面積:約36,500㎡(ホテル)
客室数:418室(客室フロア30階~38階)
客室面積:40㎡(標準客室)
付帯施設:宴会場(7F)、レストラン(29F)、フィットネスジム(30F)など
開業:2024年夏(予定)
アクセス:
・JR大阪駅西口改札直結(2023年3月18日暫定供用開始)
・JR大阪駅地下連絡通路(改札内)より「うめきた地下口」直結
このほか、JR大阪駅(サウスゲートビルディング)と2階に整備される歩行者デッキにより直結するほか、西梅田地下歩行者道路「ガーデンアベニュー」(地下1階)と直結します。