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開催前からファッション業界、ファッションマニアを中心に、感度の高い人々から高い注目を集めてきた、世界的ファッション・デザイナー、ジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul GAULTIER​)の幼少期から、トップデザイナーとして躍進していく激動を描いた自叙伝エンタテインメントであるランウェイミュージカル『ファッション・フリーク・ショー』が、2023年5⽉19⽇(⾦)から東京・東急シアターオーブ(渋⾕ヒカリエ11階)にてスタート! 6⽉4⽇(⽇)まで東京・東急シアターオーブにて、そして6⽉7⽇(⽔)〜6⽉11⽇(⽇)には⼤阪・フェスティバルホールに会場を移して開催される。

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『ファッション・フリーク・ショー』の日本公演開幕に先駆けて、2023年5月18日、ジャンポール・ゴルチエ本人が4年ぶりに来日! 


更に、日本公演スペシャルゲストとして出演が予定されている城田優、ナジャ・グランディーバ、七海ひろき、美弥るりかと、ジャンポール・ゴルチエのファンを公言する塩野瑛久もレッドカーペットに登場し、開幕を祝福した。
城田優はスカーフを、ナジャ・グランディーバはネックレス、七海ひろきはブローチ、塩野瑛久はサングラスでジャンポール・ゴルチエのブランドアイテムを取り入れて登場。宝塚時代にジャンポール・ゴルチエの服を取り入れていたと語る美弥るりかは自身の好きな蛍光イエローのカラーの服で自由を表現し、それぞれがレッドカーペットを飾るの相応しい華やかな装いでカメラの前に立った。


ジャンポール・ゴルチエは、このレッドカーペットにて日本のファンに対し以下のようにコメントしている。

長い間夢に描いていた日本公演が実現できたことはとても嬉しく思います。自分がデザイナーになるきっかけを作ってくれたのは日本の皆さんです。50年というパリコレを飾ったデザイナーとしてずっと活躍でき、そして日本公演を実現することができました。この作品は、50年の自分の人生を描いたストーリーになっています。東京公演、大阪公演とありますので、ぜひ、皆さまにも観ていただきたいと思います。日本の皆さま、そして今まで私をサポートしていただきましたオンワード樫山さんにもお礼を申し上げたいと思います。

今日、皆さまのファッションのお話をいろいろ聞いたんですが、私が今日着ているのは自分のブランドではなく、日本の若手のクリエイターのブランドです。日本人のデザイナーのファッションは大好きです。私はデザイナーですので、エンターテインメントのストーリーを作ることは苦手です。そこは専門の方にお任せをして、私にできることは、エンターテインメントとしてのビジュアル的な見せ方です。ぜひ、皆さんこの『ファッション・フリーク・ショー』を観ていただいて、帰る時は音楽に合わせてステップを踏んで、そして目の中に素晴らしい光景を描きながら幸せな気持ちになっていただきたいと思います。

 

ジャンポール・ゴルチエ、来日特別インタビュー

ジャンポール・ゴルチエ:日本でのショーを実現することは私にとって長い間描いていた夢でもありました。というのは、自分がファッションの世界で活躍するきっかけを作ってくれたのは日本の企業だったんです。それから何度も日本に訪れていますが、自分にとって世界で最も心に魅力を感じているのは日本です。

デザイナーになりたての頃は、何もないところから始めたので、2年間本当にお金がなくて困っていた状態でした。そんな中、私がファッションの世界で活躍するきっかけになった出来事というのが、パリにあった「バスストップ」というお店との巡り合いです。ここでデザイナーとして発揮することができました。最初はパリコレをやりましたが、次第に日本でもライセンス契約を結ぶことができ、「オンワード樫山」とはファミリーの一員のような長い付き合いをずっと続けており、先ほどお話しした自分がファッションの世界で活躍するきっかけを作ってくれた日本の企業でもあります。

私は半世紀デザイナーとしてキャリアを積み重ねてきましたが、引退をした後も何かやりたいと考え、新しい挑戦としてエンターテインメントのショーを手掛けてみたいと思いました。そこで、今までファミリーだった「オンワード樫山」の現名誉会長の廣内武さんがぜひ、自分たちも貢献したいとおっしゃってくださり、今回の日本公演が実現しました。

私がデザイナーとして最初に修行をしたところは、『ピエール・カルダン』でした。当時の『ピエール・カルダン』では、日本人のアシスタントデザイナーの方もいらっしゃいましたし、有名なモデルさんや日本の方々、カメラマンといった方がいました。そういった人たちと仲良くなり、日本の文化や日本食を教えていただきました。若い時から私は日本文化に興味を持って日本との関わりというものをずっと考えてきました。また、最初に私の師匠になっていただいた方が『ピエール・カルダン』のアシスタントデザインをされていた日本人女性で、その方の影響も非常に多くあります。

Q:今回のショーで気に入っている場面はありますか?

ジャンポール・ゴルチエ:『ファッション・フリーク・ショー』は私自身の半生を描いているのですが、その中でも最も印象的なシーンは、私のデザイナーのパートナーとなっていたフランシス・メヌージュがエイズになり亡くなってしまったことです。彼と二人でブランドを立ち上げてきたので、最初の出会いの部分や最後の場面は自分にとって非常に印象的なことですし、ストーリーの中でも最も大事なシーンでもあります。

Q:選曲はどの程度関わっていらっしゃるのでしょうか。

ジャンポール・ゴルチエ:ショーのバックサウンドいつもは自分が選んでいたので、今回も今までと同じように各場面の音楽は自分で選曲しました。フューチャーしたのは、「ナイル・ロジャース」なんですが、これは70年後半から80年代のディスコの時代で、自分にとって非常に印象に残っている時代になります。もう一つは、楽しくリズミカルでダンスにとても向いていると思ったので、80年代のディスコ・ミュージックを選択しました。今はネオダンスといって、若い人たちが80年代のポップスの音楽に非常に興味を持っている時代なので、自分が楽しかった時代と同じ世代の人たちと現代の若い人たちの両方に楽しんでもらえると嬉しいです。

Q:いろんなダンスで身体表現をされていますが、特に好きな表現はありますか?

ジャンポール・ゴルチエ:ダンスの振付は、マリオン・モタンに任せているですが、日本公演では特にファッションとミュージカルを融合したところに強調しています。後半にはステージにモデル、ダンサーを集めて、まるでファッション・ショーのようにポージングをしてもらう場面があります。それはきっと皆さんに面白いと感じていただけると思いますし、これまで海外でいくつか公演をしてきましたが、日本公演で初めて披露する場面になります。
もう一つ気に入っているのは、先ほどもお話ししたパートナーとの出会いのシーンです。ゴルチエと言えばボーダーのTシャツが有名なのですが、二人分のボーダーのTシャツに二人が中に入ってダンスをするんです。それはとてもロマンチックで、若い時の出会いが上手く表現されていると思います。

コロナ禍ということもあり、日本での公演を長い間夢を見ていましたが、このように実現することができたことを非常に嬉しく思っています。ありがとうございました。
 

ジャンポール・ゴルチエ『ファッション・フリーク・ショー』

スタッフ:作・演出・衣裳:ジャンポール・ゴルチエ
キャスト:招聘来日カンパニーキャスト
日本公演スペシャルゲスト:江口拓也、城田優、中川勝就(OWV)、ナジャ・グランディーバ、七海ひろき、美弥るりか(※ 五十音順 )

■ 東京公演
日時: 2023年5月19日(金)~6月4日(日)
会場:東京・東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ11階)

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■ 大阪公演
日時:2023年6月7日(水)~6月11日(日)
会場:大阪・フェスティバルホール

主催:ファッション・フリーク・ショー 実行委員会
企画製作:エイベックス・エンタテイメント/TS3/RGM Productions 
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
特別協力:東京クリエイティブサロン実行委員会 渋谷ファッションウイーク
HP:https://fashionfreakshow.jp/