東京・国立科学博物館で開催中の「氷河期展 ~人類が見た4万年前の世界~」2025年8月8日 (金) ~17日 (日) には19時までの夜間開館を実施

国立科学博物館(東京・上野)にて開催中の特別展「氷河期展 ~人類が見た4万年前の世界~」にて、夜間開館が実施される。


夜間会館の期間は以下の通り。

【夜間開館】
特別展の混雑緩和および鑑賞機会の拡充を目的に、以下の日程において開館時間を延長します。
実施期間:2025年8月8日(金)~8月17日(日)
2025年10月10日(金)~10月13日(月・祝)
開館時間:各日19:00まで(最終入場18:30)
※常設展示は8月9日(土)~15日(金)は18:00まで(入場は17:30まで)それ以外の期間は17:00まで(入場は16:30まで)

 また、9月上旬に下記の日程で、クロマニョン人の頭骨について、実物とレプリカが入れ替わる。

クロマニョン1号 頭骨 (C) MNHN パリ国立自然史博物館所蔵 / クロマニョン2号 頭蓋骨(レプリカ)
【展示の入れ替え】
現在展示されている「クロマニョン1号」の実物の頭骨は9月7日(日)で終了となる。日本国内での再公開予定は、現時点で発表されていない。9月9日(火)からはレプリカが展示される。
「クロマニョン1号」は、生前にすでに歯を失っていたとされ、「老人」とも呼ばれている。頭骨には、埋葬の際に用いられた赤色顔料「レッドオーカー」が塗布されており、当時の埋葬文化を示す資料となっている。
 
9月9日(火)からは、現在、レプリカを展示している「クロマニョン2号」の実物の頭蓋骨の展示を開始。こちらも日本国内では初の公開となる。
「クロマニョン2号」の頭蓋骨は1号と比べて小型で華奢な形状が特徴で、額には斧によるものとされる傷跡が確認されている。先史時代における人類の生活環境や社会状況の一端がうかがえる。
「クロマニョン1号」「クロマニョン2号」は、いずれも学術的に重要な資料となる。

<展示スケジュール>
クロマニョン1号:9月7日(日)まで
※9月9日(火)よりレプリカの展示を行います。
クロマニョン2号:9月9日(火)~10月13日(月・祝)
※9月7日(日)まではレプリカを展示しています。

【氷河期展体験コーナー】
本展会場内には体験型展示も設置されており、氷河期の動物の毛皮や歯に実際に触れることができる。視覚に加え触覚を通じて、氷河期を体感できるコーナーとなる。
 
【館内レストラン「ムーセイオン」特別展記念メニュー】
本展に連動した企画として、国立科学博物館地球館2階のレストラン「ムーセイオン」では、展示テーマにちなんだ特別展記念メニューを提供。

<提供メニュー(すべて税込)>
特別展記念プレート:2,400円
キッズマンモスプレート:1,400円
パッションフルーツのムース ココナッツブラマンジェ:900円

BE@RBRICK 付き数量限定のスペシャルチケットも販売!

販売期間:~10月13日(月・祝)16:30まで
※公式オンラインチケットのみの販売
・BE@RBRICK付き 当日券:5,200円(税込)


 

特別展「氷河期展 ~人類が見た4万年前の世界~」

会期:2025年7月12日(土)~10月13日(月・祝)
会場:国立科学博物館(東京・上野公園)〒110-8718 東京都台東区上野公園7-20


開館時間:9:00~17:00(入場は16:30まで)
夜間開館:8月8日(金)~17日(日)、10月10日(金)~13日(月・祝)は19:00閉館(入場
は18:30まで)
※常設展示は8月9日(土)~15日(金)は18:00まで(入場は17:30まで)
それ以外の期間は17:00まで(入場は16:30まで)
休館日:9月1日(月)、8日(月)、16日(火)、22日(月)、29日(月)
※会期・開館時間・休館日等は変更になる場合がございます。
チケット:
販売期間:電子チケットは10月13日(月・祝)16:30まで
※その他各種プレイガイドは10月13日(月・祝)15:00まで
・一般、大学生:2,300円(税込)
・小中高生:600円(税込)
※未就学児は無料。
※障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料。
※学生証、各種証明書をお持ちの方は、ご入場の際にご提示ください。
 
チケット販売場所:国立科学博物館(休館日を除く)、公式サイト(オンラインチケット)、TBSチケット、アソビュー、セブンチケット、e+、ローソンチケット、チケットぴあ、CNプレイガイド、楽天チケット、いこーよ
 
展示構成:
第1章:氷河期 ヨーロッパの動物
氷河期のヨーロッパ北部は氷床に覆われ、中央部に乾燥した草原地帯が広がり、「氷河期のメガファウナ(巨大動物群)」と呼ばれる大型の動物たちが君臨していました。
過酷な環境を生きた巨大動物とは一体どんな生物だったのでしょうか。そして、彼らの中で何が絶滅して、何が現代まで生き残ったのでしょうか。
 
第2章:ネアンデルタール人とクロマニョン人
氷河期を生きたネアンデルタール人とクロマニョン人(ホモ・サピエンス)。
その実物の頭骨が日本初上陸します。ネアンデルタール人はがっしりした体格と強靭な筋肉を持っていたのに対し、クロマニョン人は比較的ほっそりした体格に長い手足を持っていました。同じ時代を生きていた両者。しかし4万年前までにネアンデルタール人は姿を消します。
一体何が両者の命運を分けたのでしょうか。
 
第3章:氷河期の日本列島
南北に長く、多様な環境が広がっている日本列島。
人類は最終氷期、約3万8千年前までには日本にわたってきたと考えられています。当時を生きた日本三大絶滅動物(ナウマンゾウ、ヤベオオツノジカ、ハナイズミモリウシ)などの動物たち、そして氷河期の日本列島での人類の暮らしはどのようなものだったのでしょうか。
 
【総合監修】
篠田 謙一 :国立科学博物館長
【監修】
森田 航:国立科学博物館 生命史研究部 人類史研究グループ 研究員
矢部 淳:国立科学博物館 生命史研究部 進化古生物研究グループ長
村井 良徳 :国立科学博物館 植物研究部 多様性解析・保全グループ 研究主幹
森先 一貴:東京大学 大学院人文社会系研究科 准教授
西岡 佑一郎 :ふじのくに地球環境史ミュージアム 准教授
 
アクセス:
■JR「上野」駅(公園口)から徒歩5分
■東京メトロ銀座線・日比谷線「上野」駅(7番出口)から徒歩10分
■京成線「京成上野」駅(正面口)から徒歩10分
※敷地内に駐車場および駐輪場はございません。
 
主催:国立科学博物館、TBS、TBSグロウディア、東京新聞
協賛:TOPPAN
後援:BS-TBS、TBSラジオ
公式サイト:https://hyogakiten.jp/
公式X:https://x.com/hyogakiten

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