観るたびに内容が変わる、映画の常識を覆す革新的映画体験!Brian Eno (ブライアン・イーノ) によるジェネラティヴ・ドキュメンタリー映画『Eno』追加上映決定

音楽、そしてアートにおける「革新」の概念そのものを体現し続けてきた伝説のアーティスト、Brain Eno(ブライアン・イーノ)。ミュージシャン、プロデューサー、ヴィジュアル・アーティスト、そして活動家、そのすべてにおいて時代の先を走り続け、50年以上にわたり明確なビジョンを提示してきた唯一無二の存在である。

そんなイーノの真髄に迫る、ギャリー・ハストウィット監督による世界初・完全ジェネラティヴ・ドキュメンタリー映画『Eno』は、Brain Eno への長時間のインタビュー、そして500時間を超える貴重なアーカイブ映像を組み合わせ、アーティストのブレンダン・ドーズと共同開発した自動生成システム「Brain One(ブライアン・イーノのアナグラム)」を導入。観るたびに構成や内容が変化する映画の常識を覆す全く新しい体験を実現した。


これまでの限定上映では、各地で完売が続出。大好評を受け、さらなる追加上映が決定。今週末には、角川シネマ有楽町で開催される「Peter Barakan’s Music Film Festival 2025」での上映が予定されているほか、アップリンク吉祥寺とアップリンク京都でも上映が決定。今後も日本各地での拡大上映が予定されている。変化し続ける Eno のように、観るたびに異なる “一度きり” の映画体験を、ぜひ劇場で体感しよう。
 

ブライアン・イーノは厳密に言えばミュージシャンとは違う存在ですが、50年以上にわたってアーティストの感性で音楽の世界にとてつもなく大きな貢献をしてきました。デイヴィッド・ボウイやトーキング・ヘッズからアンビエント・ミュージック、ヴィデオ・インスタレイションなど、やることの幅も広く、普通にドキュメンタリーでまとめるのは至難の業のはずです。だからこそまだ誰も作ったことがない「ジェネラテイヴ」な方法、つまり膨大な素材の中から上映されるたびに AI システムがその時だけの内容を組み立てるやり方がドキュメンタリー嫌いの本人に受け入れられたようです。
ファンは当然何回か見たくなるものです。でも、音楽に詳しくない人でも、極端なことを言えばブライアン・イーノのことをあまり知らない人でも、音楽やアートに関心があればぜひ見て欲しい、本当に興味の尽きない作品です。
- ピーター・バラカン

この映画を観て、激しい激励を受けた気がする。
フィーリングとフィジカルによって作品は生まれる。
そうか、今のままの自分のやりかたでいいんだと。
- 鈴木慶一

膨大な可能性がもたらす、
あなたの/わたしの/すべてのための、無限の播種。
すべての考える人へ。
- agraph/牛尾憲輔

衝動と想像力があれば
いつまでもクリエイションは止まらない
ENO からのメッセージを受け取った
- YOSHIROTTEN

「ブライアン・イーノのキャリアの多くは、プロデューサーとしての役割だけでなく、『オブリーク・ストラテジーズ』や音楽アプリ『Bloom』のようなプロジェクトでのコラボレーションを通して、彼自身や他の人々の創造性を可能にすることでした。私は、映画『Eno』をクリエイティビティを題材にしたアート映画だと考えていて、ブライアンの50年にわたるキャリアがその素材です。ブライアンの音楽とアートへのアプローチと同じくらい革新的な映画体験を創り出すこと、それがこの作品を制作した目的です。」
- ギャリー・ハストウィット

 

各劇場にて、Oblique Strategies が数量限定で発売が決定!(無くなり次第終了)

【Oblique Strategies Brian Eno and Peter Schmidt】
1970年代中期にブライアン・イーノとピーター・シュミットが考案。
100枚以上の白いカードにそれぞれ文章やフレーズが書き込まれており、創作活動中に壁にぶち当たったとき、よく切ったカードの束から1枚を引くことで古い思考から離れたアイデアや着想を得られるというクリエイターズ必携アイテム。


 

『ENO』

監督:ギャリー・ハストウィット
字幕監修:ピーター・バラカン
字幕翻訳:坂本麻里子
配給:東急レクリエーション / ビートインク

日程:
2025年9月20日(土)
2025年9月21日(日)

劇場名:
・角川シネマ有楽町(Peter Barakan’s Music Film Festival 2025)
・アップリンク吉祥寺
・アップリンク京都

詳細はこちら  https://enofilm.jp/
 

BRIAN ENO|ブライアン・イーノ プロフィール
ミュージシャン、プロデューサー、ヴィジュアル・アーティスト、アクティビスト。1970年代初頭、イギリスのバンド、ロキシー・ミュージックの創設メンバーの一人として世界的に注目を集め、その後、一連のソロ作品や多様なコラボレーション作品を世に送り出す。プロデューサーとしては、トーキング・ヘッズ、ディーヴォ、U2、ローリー・アンダーソン、ジェイムス、ジェーン・シベリー、コールドプレイなどのアルバムを手がけ、さらに、デヴィッド・ボウイ、ジョン・ハッセル、ハロルド・バッド、ジョン・ケイル、デヴィッド・バーン、グレース・ジョーンズ、カール・ハイド、ジェイムス・ブレイク、フレッド・アゲイン、そして実弟ロジャー・イーノとのコラボレーションでも知られる。2025年夏には、ビーティー・ウルフとのコラボ作品2作をリリース予定。これまでに発表されたソロ作品およびコラボ作品は60タイトルを超え、現在も増え続けている。音楽活動と並行して、光や映像を用いたヴィジュアル・アートの創作にも力を注ぎ、世界各地で展覧会やインスタレーションを開催。ヴェネツィア・ビエンナーレ、サンクトペテルブルクのマーブル・パレス、北京の日壇公園、リオデジャネイロのアルコス・ダ・ラパ、シドニー・オペラハウス、そして記憶に新しい京都での大規模なインスタレーションなど、世界中で多彩なアート・エキシビションを展開している。また、長期的視野で文化的施設や機関の基盤となることを目指す「Long Now Foundation」の創設メンバーであり、環境法慈善団体「ClientEarth」の評議員、人権慈善団体「Videre est Credere」の後援者も務める。2021年4月には「EarthPercent」を立ち上げ、音楽業界からの資金を集めて、気候変動の緊急事態に取り組む有力な環境慈善団体への寄付を行っている。そして2023年、その生涯にわたる功績が称えられ、ヴェネツィア・ビエンナーレ音楽部門よりゴールデン・ライオン賞を受賞。

GARY HUSTWIT|ギャリー・ハストウィット プロフィール
ギャリー・ハストウィットは、ニューヨークを拠点に活動する映画監督兼ビジュアル・アーティストであり、ジェネレーティブ・メディアスタジオ兼ソフトウェア企業「Anamorph(アナモルフ)」のCEO。これまでに20本以上のドキュメンタリーや映画プロジェクトを制作しており、ウィルコを題材にした『I Am Trying To Break Your Heart』、アニマル・コレクティヴによる実験的な長編映画『Oddsac』、ゴスペル/ソウル音楽のレジェンド、メイヴィス・ステイプルズを描いたHBOドキュメンタリー『Mavis!』など、数多くの話題作をプロデュースしている。2007年には、グラフィックデザインとタイポグラフィに焦点を当てた世界初の長編ドキュメンタリー映画『Helvetica(ヘルベチカ)』で監督デビューを果たし、その後も『Objectified(2009年)』『Urbanized(2011年)』『Workplace(2016年)』、そしてブライアン・イーノが音楽を手がけた『Rams(2018年)』といった作品を通じて、デザインが私たちの生活にどのように影響を与えているかを探求し続けている。これらの作品はPBS、BBC、HBO、Netflixをはじめ、世界20か国以上のメディアで放送され、300以上の都市で上映されている。最新作『Eno』は、2024年のサンダンス映画祭で初公開され、サウス・バイ・サウスウエストやトロント国際映画祭などでも上映された。ギャリーの映画および写真作品は、ニューヨーク近代美術館(MoMA)、スミソニアン・クーパー・ヒューイット国立デザイン博物館、ロンドン・デザイン・ミュージアム、ヴェネツィア・ビエンナーレ、ヴィクトリア&アルバート博物館(ロンドン)、ポール・カスミン・ギャラリー(ニューヨーク)、アトランタ現代美術センター、ニューヨークのStorefront for Art and Architectureなど、世界各地の美術館やギャラリーで展示されている。ギターにも強い情熱を持ち、エレキギターメーカー「Koll(コル)」ではデザイン協力も行っています。また、オリンピック開催都市の“その後”を追うスローフォト・ジャーナリズム・プロジェクト『The Olympic City(ザ・オリンピック・シティ)』にも参加。

 

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