2021年4月、薬物の過剰摂取をきっかけに心臓発作を起こし、50歳で死去したアメリカ出身のラッパー DMX(ディーエムエックス)。DMX の生まれ育った街であるニューヨーク州ヨンカーズ市は、ニューヨークのヒップホップ史に大きな足跡を残した彼の功績を称え、このほど「School Street」と「Brooke Street」の交差点を『Earl DMX Simmons Way』と命名した。

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DMX は全米アルバムチャート「Billboard 200」において、デビュー作から5作連続で初登場1位を獲得した史上最多記録を保持しており、キャリアを通じて6度のグラミー賞ノミネート、そして世界累計7,500万枚以上のセールスを記録している。
 

今回、『Earl DMX Simmons Way』と命名されることが決定したヨンカーズ市内の School Street と Brooke Street の交差点は、DMX が生まれ育った地域の近くに位置する。名称変更案は5月27日に行われた公聴会で住民から支持を集め、その後、ヨンカーズ市議会で異議なく承認されたと地元紙『The Yonkers Times』が報じている。

『Earl DMX Simmons Way』は、DMX が幼少期を過ごした公営住宅団地 Calcagno Homes の近くに位置している。また、2021年にニューヨークのアーティスト Floyd Simmons が DMX を追悼して制作した大規模な壁画の近くでもある。


今年1月には、米人気ラッパー 50 Cent(フィフティ・セント)が、DMX の人生と遺産をテーマにした新ポッドキャスト Look Thru My Eyes: Becoming DMX の制作総指揮を務めることを発表。番組のホストは米ニューヨーク出身の人気ラッパー Jadakiss(ジェイダキス)が担当する。

50 Cent は以下のようにコメントしている。

DMX の物語は音楽だけにとどまらない。生き抜く力、信仰、苦しみ、そして使命についての物語だ。『Look Thru My Eyes: Becoming DMX』は、名声を得る前の彼がどのような人物だったのかを、実際に彼を知る人々の声を通して理解する機会を与えてくれる。この物語こそが、伝説を形作ったのだ。