Sat, 09 Nov 2024
インディー時代の『スリム・シェイディEP』をベースにドレーとともに、ブラッシュ・アップ、リメイクした『スリム・シェイディLP』を99年にリリース。全米ポップス・チャート初登場2位を記録、衝撃のメジャー・デビューを果たす。そのアルバムからは「マイ・ネーム・イズ」というグラミー受賞曲も生まれる。1stアルバムから1年というスピードでリリースしたセカンド『ザ・マーシャル・マザーズLP』は、1週目セールスが176万枚を突破、ソロ・アーティストとしての1週目売上げ記録1位を樹立、初登場以降、8週連続全米1位を達成。
その後、暴力事件、裁判、離婚とスキャンダル性を増していく世界に囲まれていくなか、ヒップホップ有史以来最強のツアーと絶賛されたドクター・ドレー、スヌープ・ドッグらとの"アップ・イン・スモーク"、続いてリンプ・ビズキットらとの"アンガー・マネージメント・ツアー"と獲りつかれたかのように圧倒的なパフォーマンスをし続ける。
'01年2月に行われたグラミー賞では3部門の受賞と共に作品中エミネムが標的にしているゲイをカミング・アウトしていたエルトン・ジョンとのデュエットを「スタン」で実現、度肝を抜かせた。そして休む間もなく同年6月彼の夢のプロジェクト、地元デトロイトの仲間とともに組んだヒップホップ・ユニット=D12(ディー・トゥエルヴ)のデビュー・アルバム『デヴィルズ・ナイト』を完成させ発表、初登場1位をあっさりと実現後、再びワールド・ツアーを開始。パシフィック・ツアーの一環で"フジ・ロック・フェスティバル'01"にて待望の日本初上陸を果たす。その後、アメリカに戻り、"ワープト・ツアー"になだれ込むように参戦するも他出演者との暴力事件で降板するというあいかわらずの"お騒がせぶり"をみせつけた。
その秋、突如のハリウッド進出発表、半... More Biography