ジャングルというダンスミュージック。UKでは、80年代からのレイヴの流れから、ハードコア・ブレイクビートが生み出され、ハードなテクノにレゲエやソウル／ファンクなどのヴォーカルを乗せた曲が出現、ジャングルへと至り、今は、UK以外にも波及している。初期は、四つ打ちキックのあるものも多かった。サンプリング・ミュージックの側面が強かったジャングルは、作者のバックグラウンドの音楽も反映され、ヒップホップでもお馴染みのファンクやソウルなどの定番ドラムブレイクを使ったブレイクビートで縦ノリに、その半分の速度の太いベースラインで横ノリに踊ることもできる多重構造で、縦横どちらにハマるかはその時の気分次第。こう踊らなきゃダメみたいなものは無いので、縦横斜め自由自在。

レゲエ/ダブの力強さ、脈々と現代に繋がっているサウンドシステム・カルチャーの重低音、ラガの激熱咆哮と存在感、ジャズ, ソウル, ファンク, ヒップホップなどの土臭いブレイクビートに即興感、ハウスやテクノのブラックネスと反復の快楽、レイヴの天井知らずの高揚感、心躍るグローカル（グローバル＋ローカル）なリズム等、様々な音の要素を吸収しカラフルに音色は変化、黄金のベース・カルチャーとレイヴを結びつける雑食ダンスミュージック＝ジャングル。

現在、ジャングルのBPMは、しばらくの間は170以上という体感的に速度の速いものが多かったけれど、今では、160以下のダンスミュージックにも浸透し、例えばジューク／フットワーク、UKガラージや、レフトフィールド・ハウスなどとの合体も見受けられます。ダブステップやハウスなどのプロデューサーがジャングル・ミックスをクラウドにアップしたり、ジャングル作品をリリースしていたりしていて、90年代よりも幅が広がっていて、自家製なものも現れ、現在進行形なジャングルを楽しむことができます。

ジャングルを中心に、ジャングル感のある音や熱い音を楽しめるパーティー、それがTribal Connection。Tribal Connectionは、今年、2017年8周年です。2017年9月9日虎子食堂にて感謝祭的にフリーエントランスのパーティーを開催！ジャングル好きはもちろん、ジャングル気になるという方も、ぜひ足を運んでみてください！

今回は、DJ YAHMAN、JUNGLE ROCK、大出泰士のTribal Connection DJsで一夜をお送りします。

♪

Tribal Connectionについてや、ジャングル色々、パーティーではこういう音もかかります、などをトラコネDJsがご紹介するラジオのアーカイヴはこちら http://mixlr.com/bs0radio/showreel/bs0radio-on-mixlr-37/

♪

https://facebook.com/junglistt... もっと見る