4・16大阪 九条シネ・ヌーヴォにて1週間限定レイトショー始まりました。

DESTROY VICIOUS、東京で観れず、大阪の初日に観てきました。出演者はパンクスオールスターズでに加え、SHINGO西成、鳥肌実、南部さん等と超豪華。感想は、パンクでええやないかで、明日も頑張ろうって内容で。観終わったら体と精神がスッキリとリフレッシュ出来た。今の日本に必要な映画でした。音楽好きの方はは是非チェックしてみて下さい。

途中の爆弾が発射する時に、FULLMOON RECから、MONDO VS NOISE GUSTのCAR and RADIOが使われてます。

このトラックは名作「男はつらいよ」のフレーズをサンプリングしてるので、分かると思います。ついでに、トラック名の意味は、カーアンドラジオーくるまとらじおー車寅次郎となるダジャレです。

http://soundcloud.com/fullmoon-mondo/mondo-vs-noise-gust-car-and

 

SHINGI西成さんのカウンターのシーンは、自分が昨年まで経営していた、大阪アメリカ村の「ECLIPSE CD SHIOP」という、アメリカ村一、ぶっ飛んだCDショップで撮影されました。シバ神のポスター貼ってく所です。

 

http://punkfilm.net/destroy/




出演 松本さゆき
大塚明夫
内田春菊
遠藤ミチロウ
鳥肌実
石坂マサヨ(ロリータ18号)
森若香織   
古市コータロー(ザ コレクターズ)
アツシ(ニューロティカ)
河瀬直美
SHINGO☆西成
コザック前田(ガガガSP)
南部虎弾(電撃ネットワーク)
月花
ミラ狂美
リカヤ スプナー
ラブセクシーローズ(西口プロレス)
安藤八主博(ザ たこさん)
飯倉えりか
流血ブリザード(殺害塩化ビニール)
河本三吉(劇団 犯罪友の会)
溺れたエビの検死報告書
劇団 ストーンエイジ

デカルコ マリィ
中井正樹
エンディング曲  REDЯUM 「桃園の誓い。」



プロデュサー  松田タミヤ 
華雪ルイ 
田実健太郎 


ヤクザとパンクロッカーの女との、破滅で爆発する様を 焼き付けた物語。

巨大シド ヴィシャス暴れる。



「初めて知った愛は、あまりにも狂暴であまりにも、やさしすぎました」

けっして分かりやすい映画ではない。だが、けっして難解な映画でもない。

理屈を考えず感覚で見る映画、それが『デストロイ・ヴィシャス』である。

ランダムにボールが飛んでくるようなスリルに満ちたストーリー展開、思いがけない人物が思いがけない役柄で登場する意外性、主人公が追いつめられるたびに出現するシュールな物体の数々、そして、登場人物達が独特のリズムでやり取りする滑稽で哲学的な問答が、この映画の見どころであろう。それらが間断なく繰り出され、一瞬たりともスクリーンから目を離すことが出来なくなるにちがいない。

だからと言ってこの作品が、単に過激でエキセントリックな演出によって人々を驚かせ、これ見よがしに「前代未聞の衝撃作」を気どるつもりもないことは、少しずつ分かってくるはずだ。

『デストロイ・ヴィシャス』の根底にあるテーマは「渇望」である

理不尽な運命に翻弄されながらも必死で自分の居場所を見つけようとする、どこにでもいる人間達の、ありふれた、しかし切実な「もがき」のドラマ、それこそがこの映画の本流なのだ。

だからこそ、何も考えずに見て欲しい。

頭をカラにして、この風変わりな世界に身をゆだねて欲しい。

そうすれば、いつしかあなたの「生」は、矛盾なく、そして澱みなく、真っ直ぐに肯定されていることだろう。

「各界のカリスマが集結!」

ヒロインのマリアを演じたのは、ギャスパー・ノエ監督『ENTER THE VOID』に出演するなど、近年国際的にも活躍している女優、松本さゆき。精神の病におかされた母親と暮らす、聾のパンクロッカーという難しい役どころを悲哀に満ちたポーカーフェイスで熱演している。マリアの母親役は、内田春菊。病んだ女性の狂気をハイテンションに演じ、ドラマを大いに盛り上げている。

さらに、大塚明夫、鳥肌実、遠藤ミチロウ、河瀬直美といった、役者畑以外のステージでもカリスマ的存在として大活躍している魅力的な俳優陣が多数出演しており、作品に奥行きと深みを持たせている。

監督・脚本は、パンクスピリッツを掲げ、映画の世界に独自の道を切り開き続けている大阪出身の島田角栄。

なお、この映画は全編大阪にて撮影された。島田が地元大阪の地に生み出したネオオオサカシティーという不可思議な架空の街が、映画の疾走感を高めている。

http://punkfilm.net/destroy/