東京を代表するアーティストSATOSHI FUMI氏のセカンドCDアルバム「COLORS」が音楽界のリーダーFOUNTAIN MUSICより7月29日にリリースされる。リリースに合わせて、iFLYER独占インタビューを開催した。
SATOSHI FUMI様、セカンドアルバム「COLORS」のリリースおめでとうございます。最初にアルバムのコンセプトを教えて下さい。
ありがとうございます。特に、コンセプトは決めてなくて。ただ、漠然とですが、制作の段階で、これはアルバム向けかな、と感じた曲をキープしていました。
ゆっくり、進行していたので、2年間掛かってしまいました(笑)。
美しくエレガントな音楽が揃っております。そのようなインスピレーションはどのような所から来ているのですか?
自分では、意識していませんが。ちょっとした日常の光景や出来事がインスピレーションを与えてくれる事も多いですね。
ピアノの音色が多いですが、ピアノを使用した理由を教えて下さい。
好きな音色ですが、結果的に、そうなりましたね。
ただ、アルバムという単位で考えた時、様々なタイプの楽曲が混在するわけで。統一感という意味では、要素の一つにもなっているかもしれません。
音楽的要素において、プロダクションはどの様に仕上げましたか。
イーヴン・キックをメインのフォーマットとしているので、フロアでプレイ出来る音である事。更には、ダンスミュージックに馴染みが無い方にも、聴いてみて欲しい作品です。
DJとプロデュースの音楽的な関連を「COLORS」の楽曲の紹介を踏まえてお教えください。
僕自身、様々なタイプの曲をプレイしますし、「こういう曲無いのかな?」って思ったら自分で作ってみる。みたいな所もありますね。
Pizzi Katze,Lite and Breez,Metropolitan,Fuji-Deep House
Beautiful Life,Applism,Signal-Tech House
Nacht Musique,Flower-Techno
Sumire,Myth You-Chii Out
みたいな感じかなぁ。
FOUNTAIN MUSICは、音楽界のリーダーとして高い志を持っておりますが、同レーベルへの印象は如何でしょうか。
実際に、素晴らしいリリースを重ねているので、突き進んで欲しいですね!
花のモティーフのアートワークはどの様な意味合いが込められているのでしょうか。
前作は、人工的なアートワークでした。
なので、今回は、有機的な構造美をテーマとしてみようと。そして、遠い世界ではなく、身近に感じられるモチーフは?と考えたら、花(植物)になりました。
「COLORS」のタイトルの由来を教えて下さい。
アルバムを通して、それぞれの曲に色を感じてもらえたら嬉しいです。
音、音楽についてのお考えをお聞かせください。
例えば、一つのフレーズが、一瞬にして、その場の雰囲気を変えてしまったり。音楽の力って、凄いなぁ、と素直に思います。
ツアー等、今後の活動スケジュールを教えて下さい。
アルバムのリリースツアーとしては、東京、大阪、札幌、水戸等を予定しています。9月には、野外にも出演します。海外は、冬にヨーロッパのツアーを計画中です。
お客様が喜んで頂ける為に、どの様な努力をされていますか。
僕の音楽は、インストゥルメンタルなので、言葉によるメッセージがありません。でも、何か、波長みたいなモノをを感じてもらえたらいいな、と思っています。
iFLYERの読者様へメッセージをお願い申し上げます。
曲はもちろん、アートワークも含めた表現として、受け止めて頂けたら嬉しいです。また、ギグでお会い出来る事も、楽しみにしています!
インタビュー by 時田眞慈 FOUNTAIN MUSIC