いよいよ来週に迫った、2月7日(金)"The Block Party enegized by burn" @ 渋谷clubasia2月8日(土)"Tachytelic x CO-"  京都WORLDで来日を果たすJaguar Skills。ここ日本にも多くのファンを持ち、世界を駆け回る彼に来日に向けての想いや自分を取り囲むミュージックシーンについてなどを聞いた。

今回は昨年7月に続いての来日となりますが、あなたにとって日本はどんな場所ですか?

僕は日本を愛してるよ。日本の人々、食べ物、文化、音楽を愛してる。日本人は驚くほどおもてなしの心を持っていて、そしてそんな日本にファンがいてくれる事をとてもラッキーに思っている。

あなたにとって2013年にもっとも印象的だったパーティーは何ですか?またその理由は?

日本でのギグは全てが忘れられないものだ。ただ他の国でのギグに関して言うなら、The Prodigyと行ったギグは本当に素晴らしいぐらい楽しかった。僕にとって彼らは一番のエレクトロニック・アーティストだから、彼らと共演出来た事は信じられないほどに光栄 だったし、ショーも非常に素晴らしかったよ。



昨今のUKのシーンはあなたが初来日した頃から音楽的にも大きな変化をしています。それに合わせてあなたのプレイスタイルに影響はありましたか?

そうだね。僕はミュージックシーンの変化に合わせて自分のスタイルを変えていく事は好きなんだ。自分は常に多くの音楽スタイルをプレイする事に挑戦しているし、ミュージックシーンの変化の波やテイストが変化していくのを見ているのが好きだ。最近だとハードなスタイルのDubstepは、よりリラックスしたDeep Houseに主流が移って来ているように思う。ただ本当の意味でミュージックシーンの変化が僕のDJスタイルを変えているとは思わない。むしろそういった変化は僕のDJという仕事をさらに面白くしていると言える。僕は全てのスタイルの音楽、そしてその音楽の変化や進化が好きで、それを楽しんでいるよ。

あなたにとっての2013年のBESTソングを教えてください。

Rockwellの"Detroit"は素晴らしいドラムンベースチューンだ。ベースの鳴りも素晴らしく、去年の中でも最も際立った1曲と言える。そして新しいスタイルのEDMもとても大好きだ。Martin Garrixの"Animals"がとても好きで、今はあのようなスタイルの曲が沢山出ているよね。あのサウンドはスタジオで誰かが卓球をやっているような音に聴こえるから、僕はそれを「ピンポン(卓球)ハウス」と呼んでいるよ。あのようなサウンドはとても新鮮だし、そういった音源を熱心に掘っている。他にもいくつかのTrapもクールのものがあるね。僕らは今とても面白いミュージックシーンの中にいると思うよ。

今回の来日でしたい事、行きたい場所はありますか?

毎回日本に来日する度に「今、僕は日本にいるんだ!」という事をとても幸せに思っているよ。僕はただ日本の友人達と楽しい時間を過ごしたいと思ってる。そして沢山日本酒を飲みたいね!

2014年の活動、リリース予定などを教えてください。

今年の4月にNervous Recordsから90年代ヒップホップのアルバムをリリースするよ。これは僕にとって夢のようなプロジェクトで、今回はKRS-OneやBuckshot, Mad Lionなどをフィーチャーし、さらにOl Dirty Bastardの使われなかったアカペラなども使っているんだ。とてもエキサイティングしてるよ。

最後に来日を楽しみにしている日本のファンへメッセージをお願いします。

僕を迎えくれてくれる日本のみんなに感謝しているよ。本当にこんなに沢山日本に呼んでもらえている事を光栄に思っているし、世界でこんなラッキーな忍者はいないんじゃないかって思う。日本に行くのが待ちきれないよ!

日本への熱い想い、そしてミュージックシーンの変化に対するポジティブなメッセージを届けてくれたJaguar Skills。今回の来日ではさらに進化した「スキル」を体感させてくれるはずだ。 そんなJaguar Skillsの特番が久しぶりにblock.fmに登場。 1時間フルに彼のDJ Mixが楽しめる「Jaguar Skills Mix Show」今週1/30(木) 24:00~25:00で放送。