2015年、TOKYOの空がINDIGO色に染まる。完全即興サンプリングユニット、INDICUMが1ST アルバム『INVASION』をフリーダウンロードで発表した。

プロデューサーとして数多くのアーティストを手掛けるTaichi Master と、メジャーフォースK.U.D.O の息子でありバイリンガルラッパー&トラックメイカーとして活躍するK.A.N.T.A による即興サンプリングユニット。Ableton LIVEとelektron Octatrackを同期して様々なジャンルのサンプルをリアルタイムでチョップし、お互い即興で楽曲をビルドアップしていきつつ、さらにフリースタイルのラップや歌を乗せていくという完全セッションスタイルで活動中。全てのライブテイクをレコーディングしており、アルバムとして発表される楽曲はそれらを編集したものである。
 
 

「世代も背景も違う2 人が、即興でサンプル・ネタをぶつけあって、さらにラップや歌もその場でのせる” と聞いて、もっとアブストラクトなものか、バトル/ B2B 的なモノを想像してた。でも、これいい意味でリラックスしてるし、エクレクティックでオールドスクールの香りもするし、実験のための実験になってないね。もともと即興性の強いものだったDJ カルチャーがどんどんプリフィックス的なものになって、ステージでは事前に用意した音にあわせて客煽ったり機材操作するフリするだけのDJ まででてくる時代に、リリースする音まで即興でやったライヴ録音だってのは完全逆いっててオモロイなぁ!」〜渡辺健吾(音楽ライター)

「手法の目新しさと楽曲の素晴らしさと演者のキャラの立ちっぷりが奇跡的に合致する瞬間新しい面白いものが生まれる。普通はなかなかうまくいかないし理解されるまで時間が掛かる。が、これには期待しか無いですしとにかく応援したいです。とにかく才能がスパークしてますよー。」〜渡辺健吾(音楽ライター)