Baddie Winkleを知っているだろうか?今アメリカ全土で最も有名な86歳のファッショニスタといっても過言ではない。彼女は、本名Helen Ruth Van Winkie、ケンタッキー州に1928年7月18日に生まれた生粋の86歳!今やアメリカのインターネットパーソナリティまでとなった。



彼女は、奇抜な洋服と明るい性格で瞬くも人気に。きっかけは、孫娘のKennedyがつくってくれたInstagramのアカウント。そこに、様々な洋服を着る彼女の写真や動画がのせられ、最初のポストから1分後に800likeを獲得し、今では1100万人超のフォロワーをもつ。そのフォロワーの中には、Miley CyrusNicole Richieも含む。今は、孫と孫娘と一緒にテネシー州で暮らしている。Tumblrを思わせるようなファッションセンスは抜群だ。



このように、派手な探究心で洋服を着るようになったのはすべては、自分の夫と息子の死にさかのぼる。夫を交通事故で35周年の結婚記念日に亡くし、息子は癌でこの世を去った。そのときをこう振り返る。

人生本当に何が起こるかわからない。私はずっと神様のせいにしてきた。自分の大切な人たちの死を受け入れられずにずっといたのよ。だからある日を境に自分をBaddie Winkleにしたの。

ある太陽の強い日にタイダイのGrateful Dead Bearsシャツ、ジーンズの短パンにピンクのマリファナ柄の長靴下をはいて日光浴を楽しんでいたときに、孫娘のKennedyがおばあちゃんかわいい!写真とってあげるよといって、それをPeace & LoveというキャプションでInstagramにのせたことで、奇抜な服を着るおばあちゃんというイメージで人気に火がついたのだ。それ以降Winkleに着てほしいと様々なファッションブランドから彼女の自宅宛に洋服が届く。Kennedyはスタイリストでもあり、Instagramのキャプションも若者のスラングを駆使してすべて手伝ってくれるのだと。Baddie Winkleという人格はHelen Van Winkleの悲しみをぬぐい去るだけでなく、彼女自身を取り戻し、彼女と家族の繋がりをより一層強いものにした。
 

今ではDimepiece LAというRihannaもファンのロス人気ストリートブランドの顔にまでなった。また、アメリカでお馴染みのFrat Partyにいったときも、大学生の間で人気のためすぐ気づかれるというほどの若者の間での認知度!またカナダではミート&グリートもした!そのときに500人ほどの大学生と写真撮影や握手をかわし、とても元気をもらえたと振り返る。
その人気の理由として自分のおばあちゃんにしたいの他に自分も老後このようなおばあちゃんになりたいとうことにあった。健康的で、体型もよく、歳のわりには美ボディ!

また男女平等についても語る。男は、男で女と平等にされたくないって思うのよ。女性はここ数年で大きく進化してきたから、そろそろ女性大統領もでてくるかもねと男女平等にも前向きの意見を評している。また彼女のInstagramでは人をベーシック(basic)と呼ぶことが多いが、その理由の裏には、人々は、基本みんな演技している。嘘ばっかりで自分に正直になっていないと彼女は思う。
 
 

A video posted by @baddiewinkle on



そんな彼女と音楽業界のつながりはと思う方もいるだろう。実はファンのMiley Cyrusは今年のVMA 2015に彼女を招待している。
また、何とTomorrowworldにも行ったのだ!EDCではDada Lifeのステージにもあがった!RaverGrannyとして観客の目を惹き付ける!彼女のKitsonとのコラボ商品は、全国で展開されるので、是非気になる方は、新宿店へGo!