ワン・ダイレクションを脱退してちょうど1年にあたる3月25日にリリースとなったゼインのソロ・デビュー・アルバム『マインド・オブ・マイン』が世界中で大ヒットしている。即日83の国と地域のiTunesで1位を獲得したのに続き、全米週間総合アルバム・チャート<ビルボード・ホット200>(4/16付)、全英週間総合アルバム・チャート(4/1付)を始め、カナダ、オーストラリア、ニュー・ジーランド、スウェーデン、ノルウェイ、フランスなどの週間チャートで続々1位に初登場。アルバムからの1stシングル「ピロウトーク」とあわせ、シングル/アルバムいずれも全米・全英制覇となった。
アメリカでは、UK男性ソロ・アーティストがデビュー・アルバムで初登場1位を獲得したのは史上初めてのことで、UK男性ソロ・アーティストのデビュー・アルバムでの1位は1998年のジョージ・マイケル『フェイス』以来28年ぶり(『フェイス』は初登場41位)。また、ゼインは、ワン・ダイレクションのメンバーとして「UKグループ初のデビュー・アルバム初登場1位」を獲得したのに続き、ソロでも史上初の快挙を達成。1D時代を含めると、リリースした全5枚<1Dとして4枚(『メイド・イン・ザ・A.M.』は脱退後)+ソロとして1枚>すべてで全米チャート初登場1位を獲得している。また、本国イギリスでは、1Dでも成し得なかったデビュー・アルバムでの初登場1位(1Dのデビュー・アルバム『アップ・オール・ナイト』は最高2位)を獲得。UKアーティストとしてデビュー・アルバムで全米・全英両チャートを初登場で制覇したのは、2009年のスーザン・ボイル以来となる。

「ソロ・アーティストとしてのキャリアをスタートして、あらゆる面でサポートしてくれた全てのファンとスタッフにお礼が言いたい。とても誇りに思うし、ブラッドフォードという小さな町出身の自分が成し得たことに驚いている。これほどのサポートに心から感謝してるよ」とメッセージを送っているゼイン。ソロ・アーティストとしてのキャリアをスタートするにあたり、「ソロになるには勇気がいったよ。でも多分誰もが少なからず自分に自信を持っていると思うし、あるいは、いろんな芸術形式に自分を投げ出したり、個人的なものを一般に公開したりする勇気も持っている。でも大きな理由は、自分自身のためにどうしてもやりたかったってことだたんだ」、そして今回のアルバムに関しては、「どんなジャンルの音楽かってことは言葉にする必要はないと思ってる。いろんなサウンドのマッシュアップみたいなものだからね。1つの曲が特定のジャンルに属しているってこともない。いろんな場所から集めたいろんなものが入っているんだ。要するにぼくの音楽、ぼくの思考でぼくのヴィジョン。そういうことだと思う」と語っている。

史上最大のグループから比類なきソロ・アーティストへ-今年23歳を迎えたゼインの新たなキャリアがスタートした。