EDMのヒット曲はほとんどここからリリースされていると言っても過言ではないEDMレーベルの世界最大手SPINNIN' Records。
そのSPINNINの開催するTalentPoolという大会に、世界中のトラックメイカー・プロデューサーが参加する中、エレクトロDJ/プロデューサー・ACE1の新曲「Empire」が堂々1位を獲得し日本人初の快挙を成し遂げた。
 

ACE1は今年に入り、ブラジル、ニューヨークと立て続けに海外レーベルから楽曲をリリースしているDJ/プロデューサー。

今年5月にブラジル・サンパウロのレーベルSpeed Sound Recordsからリリースした「Electronic」
 
 

今年6月にニューヨークのレーベル・Brooklyn Fire Recordsからリリースした「Get Underway」
 

過去にはInfected Mushroomとのアルバムをリリース、LOUD開催のDJランキングではTOP 8にランクインし、ファッションクリエイターやモデルとしも活動しマルチな才能を持つクリエイターでフォロワーも増加中!

今後の更なる活躍を期待したい。
 
iFLYERよりACE1へインタビュー

1.音楽を作曲するまでに至った経緯を聞かせてください。
EDMが爆発的な人気を誇っていても、どうしてもそこに日本人が食い込めない現状があって、そこをなんとか打開するために世界レベルの楽曲を作って日本の力を世界に示したいと思ったのがキッカケです。
初めはシングル3曲を3ケ月連続でリリースするつもりで制作していたのですが、南米、アメリカとリリースしてきて、次はヨーロッパと契約できればと考えている最中にTalent Poolの存在を知ったのでEmpireを仕上げて参戦しました。 

2.今回の曲「Empire」について
とても攻撃的、アグレッシッブな展開に仕上げました。ACE1のイメージにも合うような激しめのビッグルームサウンドですが、よくあるビッグルームとは少し違った特徴をだせたかなと思ってます。今後はEmpireのRemixも展開していきたい。リミキサー募集中です笑

3.SPINNIN' RecordsのTalent Poolで1位になった感想を聞かせてください。
自分の頭にあったものが表現できて、それを世界の方々に認めていただいたということはとても自信に繋がりました。
曲は曲自体の完成度もそうですが、発表するタイミングも同じくらい重要だと考えていて、完成してから発表まですごく時間があいてしまったので時期の部分で懸念はありましたが、でも結果このようにみなさんに評価していただいてこのタイミングで良かったと思えてます。
また、DJは資格もなく明確な賞や優越があまりないので、こういったわかりやすい数字での結果はとても重宝するなと思います。
ただもちろん1位をとったから終わり、というどころか、これからがスタートだと思いますので、冷静に自分を見つめ直しより良いプレイ、より素晴らしい表現を伝えられ、そして共感できるように精進していきたいです。

4.今後の展開やどのようになりたいと思っていますか?
最近のリリースを見てもらってもわかると思いますが、海外のレーベルとの繋がりのあるので、来年には海外に拠点を置いて活動したいと考えてます。
と同時に日本での活動にも今まで以上に力を入れていこうと思っていて、ラッパーの方をフューチャリングした曲を制作中だったり、日本のみなさんにも馴染みやすいものも提供していきたいと思ってます。
2020年に迎える東京オリンピックまでにどれだけ日本が世界に誇れるミュージックカルチャーを作っていけるかというのも1つの課題なので、少しでもその力になれるよう邁進していきたいです。