オーストリラリアのダンスミュージック情報サイト「In The Mix」の「20 acts you should really get to know in 2016(2016年のうちに絶対知っておくべき20組のアーティスト)」でREZZやLouis The Childに並んで紹介されたMaribelle。彼女の名前はまだ日本ではそこまで多くの人に知られていないが、彼女は様々な面において注目すべきアーティストだ。そこで今回はオーストラリアのみならず世界から注目を受けているMaribelleについて紹介しよう。

Maribelleとは?



Maribelleはオーストラリア、メルボルンのシンガーソングライター。ダンスミュージックの作曲からボーカル、さらにダンスまで行うことができるハイブリッドなアーティストだ。彼女はPopの部類に入るが、明るすぎない音楽感である「Dark Pop」というジャンルを主に制作し、独自の世界観を貫き続けている。彼女は2014年にSkrillex主宰レーベル、OWSLAからリリースされたCarmadaの「On Fire」にボーカルとして参加。その才能を認められて現在では様々なアーティストからのオファーを受けて客演参加している。また、彼女はピンクをコンセプトカラーにしており、様々なアートワークにピンクが施されている。
 

人気アーティストが所属するレコードレーベルを主宰


Maribelleはアーティストだけではなく、レコードレーベル"Crush Club"と音楽出版社"Def Not"のオーナーとしても活動している。"Crush Club"にはMAD DECENTにも採用されたDJEMBA DJEMBAも所属しており、始動して間もないがしっかりと定められたコンセプトがあるためOWSLAのようなアプローチで彼女の存在が大きくなっていくかもしれない。
 

流行の先を進むMaribelleの楽曲に目が離せない



Popアーティストの中で一際異彩を放っているMaribelle。彼女の楽曲は流行の先を進む。UKテイストのダンスミュージックが好きな人も彼女の音楽感に引き込まれるかもしれない。8月31日に公開されたEP「Overtake」では彼女の多彩な才能を伺い知ることができるだろう。
 

様々な海外メディアで注目され始めているMaribelle。これから彼女の名前を聞くことは多くなるだろう。ぜひ注目しておいてもらいたい。