Flume、What So Not、Carmada、marshmelloとも交流のあるプロデューサーことNaderi
彼はオーストラリア発のアーティストの楽曲を中心にリミックスをsoundcloudに投稿し、注目を浴びている。
今回は、まだ彼のことを知らない人のために、Naderiの正体にせまる。

Naderiとは?
 

実はあのFlumeを育てたメンター的存在とも言われているオーストラリア・シドニー出身のプロデューサー。
現在は、Naderiという名義でソロプロジェクトを始動させている。すでに、Fetty Wap、Keys N KratesやZHUにも高いサポートを受けている


SkrillexとZHUは僕が尊敬する偉大なプロデューサーたち。彼らの楽曲をリミックスできると言われたときは夢のようだった。Alison Wonderlandも自身のショーでかけてくれたりして、サポートを見せてくれることに感謝だ。

 
 
 


始めは、パンク・ロック音楽にハマり、バンド結成を夢見るものの、チームではなく、単独で音楽制作するスタイルのほうが自分に合致することに気づく。
そこから、Rebirthというプログラムに出会いそれを通して音楽を制作するようになる。部屋にこもって様々な音楽を数年かけて制作していくうちに、台湾を訪れる機会にあう。台湾のクラブで初めて聞いたエレクトロ・ハウスの音楽に惹かれ、そこからダンスミュージックに没頭するようになる。

Flumeとの意外な関係とは?
 


NaderiがFlumeにと初めて顔合わせしたのは、まだFlumeが14歳のとき
Myspaceを通して、Flumeの音楽を目にしたNaderiは、Flumeのまだ幼いながらも高度な音楽制作技術に感心し、彼を自宅のスタジオへと呼んだ。
当時はまだFL Studioというプログラムを使っていたFlumeに対して、もっと機能の高いAbletonを勧めて、その使い方を教えたのだ。そんなNaderiは、FlumeがAbletonを使い始めてから、かなり音楽の質が良くなり、Abletonという新たなワークスペースがFlumeの音楽制作の刺激になったと話す。

それ以降、今では同じオーストラリア出身ということもあり、一緒のスタジオもあることを明かしている
二つの防音室のあるウェアハウスのようなスタジオでは、部屋で各自制作し、たまに卓球などの余暇の時間で音楽の共有をしていると話す。

その会話で誕生したのが、Naderiの話題のFlume Feat Vic Mensa「Lose It」Remix
Vic Mensaをフィーチャーした楽曲を制作中であるとFlumeが話を持ちかけたときに、その音源を聞いて釘付けになり、是非リミックスをやりたいとNaderiが言ったのだ。快くそのオファーを快諾したFlumeにより、このリミックスは誕生した。
 


今すでに、様々なコラボレーションを制作中であり、そのコラボを中心にNaderi名義でオリジナル曲もリリースしていきたいとIn The Mixとのインタビューで話しているNaderi。
今後ライブ形式のショーでの出演するデビュー日もそう遠くはないだろう。