アンダーグラウンドな音楽に特化し、常に最先端の音楽を発信しているBoiler Roomが新たな試みを開始。Boiler Roomとは様々なアーティストのライブを世界中のファンがリアルタイムで体感出来るようにライブストリーミングを行い、そのアーカイブ映像を後からYoutubeで確認出来るという"インターネットを会場にしたライブハウス"だ。DJブースの周りには招待されたオーディエンスがアーティストの周りを360°囲っており、いつもとは少し違った雰囲気の中でライブを行うというのもこのBoiler Roomの魅力。日本でも今年、Boiler Roomが開催されており、BASS MUSICに特化したライブセットが多数披露された。


そのBoiler Roomは近年、最新テクノロジーとして人気を集めているVR(バーチャル・リアリティ)に特化し、VRでのライブストリーミングを行う環境に適したライブハウスを作る事を発表。設立する国や場所、内装などの具体的なプランは発表されていないがBoiler RoomのCEO、Blaise Bellville氏は(新しいベニューで)世界中の観客が熱気や興奮に満ちた会場にいるような感覚にする
と語った。このベニューは2017年に完成、お披露目予定であり、VRが搭載されたBoiler RoomではVRヘッドセットを使用して視聴すればその場にいるかのような雰囲気を味わえるようになる。