Eric Prydzの大ファンであるJames Lilloは重度の末期がんを宣告されていた。Eric Prydzはその事を知りJames Lilloをロサンゼルス公演の「Sound Nightclub」に招待していた。Eric Prydzの公演をもう一度見たいと望んでいた彼の思いは叶うことは無く、James Lilloはその公演を見ることができずに亡くなってしまった。

Eric Prydzは最後まで癌と戦ったJames Lilloに敬意を称え、このイベントを2日間に延長することを発表、そしてイベントの収益をすべて癌研究のために寄付することも発表した。

彼はイベント前にこう語っている。彼の癌との戦いの物語は私にとってとても深い影響を与えました。彼に敬意を表すとともに、このイベントの収益を慈善団体に寄付をしたい。ロサンゼルス公演はEric Prydzの呼びかけに賞賛をしたファンが集まり両日ともに大成功を収め、6万ドルの収益となった。

イベント終了後にTwitterでコメントしたEric Prydzは、こう語っている。
 

チケットを買ってくれたすべての皆に感謝したい。私たちはこの6万ドルを癌研究のために寄付します。私たちの行為を決して無駄にはしない。 -Eric Prydz-

James Lilloの親友Avery Weisfeldはこの寄付のためにEric Prydzと活動を共にし、当日は友人達も招待されていた。彼は「私の人生の中で最も信じられないことが起きた」と話している。Eric PrydzはJames Lilloの友人達をブースに呼び、深いハグをしながらこう言った「この公演はJames Lilloのためのものだよ」。このイベントを予定する間にJames Lilloと深い友情を作り上げてきたEric Prydzはステージで「この曲はJames Lilloのトリビュート曲です」と発表し披露している。