iFLYERでは様々なDJの最新情報を多数紹介しているが、iFLYERユーザーのみなさんの中にはDJに興味がある方・始めてみたいという方もたくさんいるはず。しかし、DJ機材は精密機器であり、フェスやクラブに設置されている機材を全て揃えるには莫大な額のお金がかかる。ネットやお店で機材の価格を見ただけで気が遠くなってしまった方も多いだろう。

今回はそんな方は必見!予算別・ローコストでDJを始める方法をご紹介!

■ 0円〜1000円

人気フェスでアーティストが使っている機材をフルセットで揃えると数十万〜数百万はかかるが、DJ自体は0円から始められる。

・無料DJソフト
パソコンをお持ちの方は、無料でDJソフトを手に入れることができる。ネットで調べて回ると様々なソフトをフリーでインストールできるが、その中でもオススメなのが「Virtual DJ Home」。こちらはDJコントローラーに付属してくるソフトの無料版であるが、ソフト内の機能に関しては大きな差は無い。
ユーザー登録すれば無料で手に入れられるので、DJに興味がある方はぜひチェックしておいて欲しい。

「Virtual DJ Home」はこちらから

・スタジオ利用
バンドの練習などに使うスタジオにDJ機材をレンタルしているお店もあるため、一度に集中的にDJ機材に触るという方法でDJを始めることもできる。渋谷駅から徒歩5分にあり、DJやラッパーがリハーサルに多く利用している「サウンドスタジオノア」渋谷1号店では1時間1000円でCDJ2台、DJミキサー1台を借りることができる(スタジオ利用料別途・1時間1000〜2000円程度)。事前に頼んでおけば配線もしてくれるので、プロと同じ機材で手軽に始めてみたい方はこちらもオススメ。

音楽スタジオ サウンドスタジオノア​

■ 1000円〜1万円

・ソフトウェアライセンスをもらう

プロのDJが使用しているPCソフトは「Traktor」と「Serota DJ」の2つが主流。その「Traktor」「Serato DJ」はソフトウェアの使用ライセンスを解除することで他人に譲渡することを許可しているため、オークションサイトで販売されていることがある。
ネットークションで見知らぬ人から購入する場合は、その人が信頼できるか、販売者の評価や他の出品情報などをあらかじめ確認しておこう。

・プロ御用達のソフトでデモンストレーション
フェスやクラブで活躍するDJたちはUSBをCDJに挿してDJしていることが多いが、その楽曲を管理するソフト「rekordbox」というソフトがある。このソフトには「rekordbox DJ」というDJを行うためのソフトがあり、これのすべての機能を購入すると4万円近くかかるが、毎月1200円(税抜)のサブスクリプション(月額制)には全機能が搭載されているため、3年近く使い続ければお得な計算。

https://rekordbox.com/​

・クラブでブースレンタルする
クラブやバーなどでは、イベントが無い日にDJブースをレンタルしていることがある。別途ドリンク代がかかったりするが、スタジオよりも大きい音量で、さらに実際にプロが立っているDJブースで実践できる。渋谷駅の近くにあるnagomixや新宿区役所前にあるBar BUMPなど、良心的な価格設定で借りれる場所がある。ただし、スタジオとは違って他の客がいるため機材の使用ルールやジャンル指定などがあるので要確認だ。
 

■ 1万円〜3万円

・中古コントローラーを購入する
DJ用ソフトウェアの操作をもっと簡単に行うためのMIDIコントローラーを使うことで、ソフトをもっと簡単に扱うことができるのだが、コントローラーの相場は3万円以上。少し足りない方は中古で検討してみては?
オークションサイトで多数出品されている上に、DJをしている友人などに聞いてみれば新品より安く買い取れるかもしれない。こちらもオークションの場合は出品者をチェックしておこう。

■ 3万円〜

・コントローラーを購入する

先ほど紹介したDJ用コントローラーの新品を購入したい方はこちらを。将来的にCDJでステージデビューをすることを考えている方は、Pioneer社のコントローラーがオススメ。
コントローラーでDJするにはDJソフトが必要になるのだが、コントローラーにソフトが同梱しているものや、別途購入が必要なものがある。また、メーカーや対応ソフトによって機能が違うのであらかじめ調べておくのが良い。
なるべく低予算で購入したい方は3万円程度で購入できるPioneer DDJ-RBがオススメ。
Pioneer DJコントローラーについてはこちらをチェック。
 

いかがだっただろうか。大きなステージで活躍するDJたちも、始める前から機材がフルセットであった訳ではない。スタジオに通ったり、安い機材からスキルを磨いていた人もいる。

以上で紹介したことをDJに憧れるみなさんの第一歩の参考にして欲しい。