1996年9月、凶弾に倒れ25歳の若さでこの世を去った伝説のラッパー2PAC。エミネム、スヌープ・ドッグ、ドクター・ドレーが惜しみないリスペクトをし続けるなど、死してなおも世界中のアーティストや音楽ファンを魅了し続けているラッパーだ。

本作は、センセーショナルなゴシップを放ち続け、 常に危険と隣り合わせにいた2PACの知られざる真実を描き、まさに音楽映画の枠をぶち破っている。 日本に先駆けて全米公開した本作は、ヒップホップファンを中心に熱狂的な盛り上がりをみせ、週末の興行収入だけで30億円を突破。謎多き死から21年の時を経てもいまだ2PACの人気は衰えを知らない。


この度解禁された日本版第2弾ポスタービジュアルには、 漆黒をバックに白く浮き立つトレードマークのバンダナを頭に巻き、俯く2PACの姿。「俺が音楽でこの世界を変える」というコピーから、彼が身を捧げて貫いた強い意志が伝わる。HIPHOP界最大の犠牲者としてこの世を去った2PACはその頂から何を見たのか―。アメリカの歴史にその名を刻み、世界をも変えようとした伝説のHIPHOPアーティストの存在感と作品全体に漂う緊張感を感じさせるデザインとなっている。

さらに、同時に解禁された予告編では、革命家の両親を持ち、スラムの中で育った2PACが「この国の腐った現実を俺の言葉で伝えたい」 とラップで世の中に訴えかけ、やがて国さえも動かすことになるまでが描かれていると共に、代表作ともいえる「カリフォルニア・ラブ」 「オール・アイズ・オン・ミー」の楽曲のなか、ラストに鳴り響く不穏な銃声がHIPHOP界の頂点に立った彼に降りかかる非業な運命を予感させる内容となっている。