ノルウェー出身の人気DJのCashmere Cat（カシミア・キャット）が、デビュー・アルバム『9』を世界初CD化、日本限定で今週発売し、それに伴い自身初の来日公演を11月16日(木)に渋谷duo MUSIC EXCHANGEにて開催した。
Cashmere Catは、世界No.1 DJを決める大会「DMC WORLD DJ CHAMPIONSHIPS」で2006年〜2009年の4年に渡りノルウェー代表を務めてきた超実力派DJ。デビュー作『9』にはあのAriana Grande（アリアナ・グランデ）やSelena Gomez（セレーナ・ゴメス）、Camila Cabello（カミラ・カベロ）といったアーティストが参加していることからも、その腕前は既にワールドクラスで認められているということがわかる。

来日公演では、サポートアクトとして人気若手日本人ビートメーカーのSeihoが登場。『9』にも自身がリミックスを手掛けた楽曲がボーナス・トラックとして収録されているという縁もあり、この記念すべき初来日のステージで共演が実現した。


Seihoの強力なサポートを受けて遂にCashmere Catが登場すると、会場いっぱいに集まったファンからは大歓声が上がる。自らが繰り出す楽曲に合わせて幻想的な照明演出の中、トレードマークともいえる金髪の長髪をゆらゆらとなびかせる姿は、自らの存在ごと楽曲の世界観に同調させるようなパフォーマンス。「9 (After Coachella) [feat. MØ & Sophie]」「Quit (feat. Ariana Grande)」といった『9』収録曲を中心に、その実績に違わないDJパフォーマンスを繰り広げた。


最後はテーブルの上に立ち集まってくれたファンに向けて拍手を送ってステージを去ったCashmere Cat。一貫してMCをしないステージだったため本人の口からファンに向けて言葉を発することはなかったが、言葉はなくともその存在を知らしめるには十分と言える圧倒的な世界観を放ったステージだった。



 世界初＆日本限定CD化！
デビュー・アルバム『9』好評発売中！
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Cashmere Cat（カシミア・キャット）

ノルウェー出身、29歳。2006年から2009年までDMC WORLD DJ CHAMPIONSHIPSでノルウェー代表を務め、2012年にカシミア・キャット名義で活動を開始。リリースしたデビューEPの収録楽曲が後に人気ビデオ・ゲーム「グランド・セフト・オートV」のサウンドトラックに起用される。
2013年にアメリカへ拠点を移し、各地でパフォーマンスを重ね、2014年に二作目となるEPを発表。
同年アリアナ・グランデのアルバム『マイ・エヴリシング』に楽曲提供と客演参加を果たし、カシミアのキャリアがメジャーなシーンへ押し上げられるきっかけとなった。
アリアナ・グランデのツアーでオープニング・アクトも務め、活躍の場を一気に広げる。2016年にはカニエ・ウエストのアルバム『ライフ・オブ・パブロ』に収録されている「ウルフズ」の制作に参加し、グラミー賞最優秀R&Bソングにノミネートされたトリー・レーンズ「ラヴ」の制作にも参加。
自身のデビュー・アルバム（『9』）を発売する事も発表。
2017年4月に発表されたデビュー・アルバム『9』には、セレーナ・ゴメス、アリアナ・グランデ、ザ・ウィークエンド、カミラ・カベロ等、大物アーティストばかりが客演参加を果たし、全世界の注目を集めている。