現在、EDMシーンで大活躍しているアーティストたちはプライベートジェットで移動し、世界中どこの国に行ってもクラブを満員にするほどのファンを抱えているという、誰もが羨むような日々を送っている。しかし、そんな彼らも長い下積み時代を経験し、試行錯誤を繰り返してきた結果、今の彼らが存在するのである。
今回は現在のダンスミュージックシーンで活躍しているアーティストたちの過去と現在の曲を比較し、彼らの意外な一面を覗いてみよう。
 

ZEDD

ZEDDは2012年リリースのアルバム「Clarity」で一躍人気となったイメージが強いが、彼のデビューは2010年。同年に発表されたLucky Date"Ho's & Disco's(Zedd Remix)"を聞いてみて欲しい。彼はバンドのドラムを担当していたということもあり、リズム感はこの頃からバツグン。だがエレクトロハウスの全盛を感じさせる曲調で現在のZEDDの面影をそこはかとなく感じられる。
 

DAVID GUETTA

DAVID GUETTAは今年50歳の大御所DJ。2006年からDJアワードにほぼ毎年ノミネートされ、2011年リリースのアルバム"Nothing but the Beat"でEDMブームの火付け役となった。彼のキャリアを辿ると1990年にまで遡る。彼のデビュー曲"Nation Rap"は意外にもヒップホップナンバー。最近でもヒップホップアーティストとコラボすることが多い彼であるが、彼のルーツを知ることができる1曲。
 

Don Diablo

Don Diabloは2002年にデビューしこれまでに2枚のスタジオアルバム、6枚のコンピレーション、81作のシングルをリリースしてきた。もちろんデビュー当時からFuture Houseを作っていたわけではなく、様々なジャンルを巡り巡ってきた。2002年リリースの"Cloud Nr. 9"はエレクトロナンバー。

2009年にリリースされた"Hooligans"はアゲアゲなエレクトロチューン。当時の彼はライダースジャケットをカッコ良く着こなしており、ファッションも今とは少し違ったテイスト。

Don Diabloは今年のカウントダウンパーティに出演予定。チケットはiFLYERで購入可能なので入手をお忘れなく!
TICKET THE BEST COUNTDOWN to 2018 GA / 前売 ¥5,980
 

Calvin Harris

年収はなんと50億越え、シーンのトレンドを牽引するCalvin Harris。彼は今年、アルバム"Funk Wav Bounces Vol. 1"をリリースしダンスミュージックシーンに新たな風を吹き込んだ。世間では"Calvin Harris=EDMのDJ"という印象が強くあるようだが、彼のルーツはエレクトロディスコである。2006年リリースのデビュー曲"Acceptable in the 80s"は彼の音楽性が色濃く反映されている。ボーカルパートを自身が担当しており、近年のインタビューでは「また自分が歌う曲をリリースしたい」と発言している。
 

Oliver Heldens

1995年生まれ、22歳という若さにしてDJ MAGでは13位と好成績のOliver Heldens。来日公演ではDeep Houseまでプレイしていたように、彼のルーツはHouseにあるが、2013年にリリースしたデビュー曲"Stinger"はビッグルーム系のバウンス風なアレンジに仕上がっている。


Kygo

"トロピカルハウスの貴公子"ことKygoは今年も様々なヒットナンバーで多くのダンスミュージックファンの心を癒してくれた。ULTRA JAPANにも2年連続で出演し、お台場を南国風情に様変わりさせてくれた。彼のデビュー曲は2013年の"Epsilon"。
 
いかがだろうか。彼らの最近の曲とは少しかけ離れているが、どのアーティストも"全く違う"という訳ではない。時代の流れに合わせて彼らのスタイルをアップデートしてヒットに繋げて来た。みなさんもぜひ好きなアーティストの過去の曲を調べてみてはいかがだろうか。そのアーティストのルーツがもっと分かるかも…???

Written by: So-on