今年デビュー・シングルから50周年となる Elton John(エルトン・ジョン)の名曲の数々を、エド・シーランやサム・スミスなど今のシーンを代表するアーティストがカヴァーしたアルバム『ユア・ソング~エルトン・ジョン ベスト・ヒッツ・カヴァー』から、Lady Gaga(レディー・ガガ)「Your Song ユア・ソング(僕の歌は君の歌)」が本日先行リリースされた。

 レディー・ガガは自身の SNS に

時代を問わず最高に素晴らしい曲の一つ、エルトン・ジョン & バーニー・トーピン「ユア・ソング(僕の歌は君の歌)」。これが私のカヴァー・ヴァージョンです!この曲をレコーディングできて、なんて光栄でしょう。ピアノを弾いているのも私!これがあなたへの歌!

と歌詞を引用したコメント(”this one’s for you”=これが君への歌)をポストしている。
 

 「ユア・ソング(僕の歌は君の歌)」は1970年にリリースされた、誰もが知るエルトン・ジョンの代表曲で、昨年11月に『ダイアモンズ~グレイテスト・ヒッツ』がリリースされた際に英ITVが放送した特番「Elton John: The Nations Favourite Song」(=イギリス国民が好きなエルトン・ジョンの曲)でも堂々1位に選ばれた。
 
 
エルトン・ジョンとレディー・ガガは、コンサートで共演したり、2016年に洋服/アクセサリーのコラボ・ブランド “LOVE BRAVERY” を立ち上げるなど、公私ともに深い交友があることでも知られている。2010年の第52回グラミー賞授賞式では、レディー・ガガのオープニング・パフォーマンスにエルトン・ジョンがゲスト参加し、ガガの「スピーチレス」とエルトンの「ユア・ソング(僕の歌は君の歌)」をデュエットでメドレー演奏した。この時はガガがエルトンに一緒にやってほしいと依頼したそうだ。

今回収録されるレディー・ガガの「ユア・ソング(僕の歌は君の歌)」について、エルトンは

“僕と強固な絆で結ばれている曲をカヴァーするのは度胸が必要だったはずだが、ガガは見事に自分のスタイルで歌い上げている”

と絶賛している。

「ユア・ソング(僕の歌は君の歌)」は全米ビルボード・チャートに14週チャート・イン(最高位8位、1971年1月23日)、1998年に「グラミーの殿堂」入り、2012年12月に全米プラチナム認定(100万ダウンロード)、2017年3月に全英ゴールド認定(40万ダウンロード)された。40年間以上セールスを伸ばしている驚異的な世界的ヒット・ソングだ。

エルトンは、2007年7月1日ロンドンのウェンブリー・スタジアムで行われた「コンサート・フォー・ダイアナ」と、2017年12月5日にドイツのハンブルグ公演で、前日に亡くなった母親にこの曲を捧げている。