2012年に破格の契約金でRCAとのメジャー契約を獲得し、ファースト・メジャー・アルバム『ロング・リヴ・エイサップ』、セカンド・アルバム『アット・ロング・ラスト・エイサップ』で2作連続全米チャート1位を記録した、ニューヨーク出身のラッパー A$AP ROCKY(エイサップ・ロッキー)が、3年ぶり3作目となるアルバム『TESTING(テスティング)』を配信限定で突如リリースした。
 

主にロンドンとベルリンで制作されたという本作には、フランク・オーシャン、FKAツイッグス、スケプタなどがゲストとして参加。また、プロデュースには、ブラッド・オレンジとしての活動で知られるデヴ・ハインズ(ケミカル・ブラザーズ、ティナーシェ、カーリー・レイ・ジェプセン他)、ドイツ出身のエレクトロニック・アーティスト=ボーイズ・ノイズ、ヘクター・デルガード(マルーン5、ラナ・デル・レイ、スヌープ・ドッグ他)などが携わっているが、主にはロッキー自身が作品全体をプロデュースし、これまで以上に彼ならではの音楽的センスによるヒップホップの枠を越えたサウンド・プロダクションによって表現、構成されている。

ラッパーとしてのみならず、エイサップ・ファーグ、エイサップ・トゥエルヴィーなども所属するクリエイター集団<エイサップ・モブ>の中心メンバーとして、またその卓越したセンスでファッション界でも常にカリスマ的存在としてシーンを牽引し、枠にはまらないマルチなアーティストとして活躍し続けているロッキー。アルバム『TESTING(テスティング)』は、トレンドセッターである彼の最新サウンドを十二分に感じることができる作品だ。