FUJI ROCK FESTIVAL'18 のチケットは、iFLYER にて大絶賛販売中!

2018年7月27日(金)、28日(土)、29日
の3日間に渡って、新潟県苗場スキー場にて開催される「FUJI ROCK FESTIVAL ’18」
ヘッドライナーに N.E.R.D(エヌ・イー・アール・ディー)、Kendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)、Bob Dylan(ボブ・ディラン)と新旧のレジェンドが出演する日本最大のフェスティバルは、ラインナップのアーティスト数が 200以上にも及ぶ。
出演者がかなり多いので、どのアーティストを見れば良いのか迷ってしまって決まらない……という方のために、iFLYER お薦めのアーティストをご紹介するので、ぜひ参考にしていただきたい。まずは、HIPHOP、R&B 編 としておすすめアーティストを Pick Up してみた。
 

KENDRICK LAMAR(ケンドリック・ラマー)

28日 GREEN STAGE​​出演


米カリフォルニア州、コンプトン出身。現在30歳。コンプトンとは N.W.A.の出身地でもあり、西海岸でも犯罪率・貧困率が高く、ギャングも多い事で知られる地域だが、ギャングに加入したり犯罪を犯すことなく、そのラップ・スキルで地元の有名人であった KENDRICK LAMAR(ケンドリック・ラマー)。2003年頃から音楽活動を開始し、2012年にはメジャー・デビュー・アルバム『Good Kid, M.A.A.D City』をリリース、米アルバム・チャート初登場2位に。
 

第56回グラミー賞では7部門でノミネートされ、2015年にリリースされたメジャー・セカンド・アルバム『To Pimp a Butterfly』はチャート初登場で第1位を獲得、アルバムに収録されている「All Right」は黒人の抗議運動のアンセム化される。第58回グラミー賞では4冠に輝く。
 

サード・アルバム『Damn.』は2017年米年間売り上げチャート1位に輝き、2018年に開催された第60回グラミー賞で5部門を受賞。今年に入ると、ラッパーとして初の快挙となるピューリッツァー賞を受賞した。同賞の委員会は『DAMN.』について「現代を生きるアフリカ系アメリカ人の複雑な人生を捉え、土地や文化に根付く本物の言葉やリズムのダイナミズムを統合した高水準な楽曲を収めた名作」と評価した。今現在最高峰のラッパーと言っても過言ではないKENDRICK LAMAR が今回の FUJI ROCK FESTIVAL'18 にて披露するバンドセットでのライブは超必見!​
 
 

N.E.R.D(エヌ・イー・アール・ディー)

■27日 GREEN STAGE​


Pharrell Williams(ファレル・ウィリアムス)と、グラミー受賞歴もあるプロデューサー・ユニット”ザ・ネプチューンズ”のパートナーであるChad Hugo(チャド・ヒューゴ)、そして彼らの盟友 Shay Haley(シェイ・ヘイリー)の3人による Hip Hop グループ、N.E.R.D(エヌ・イー・アール・ディー)
 

2001年の 1st アルバム発売以来、毎回アルバムを出すたびにレコード会社と揉めたりなどのトラブルが起き、2010年の 4th アルバム発売後は N.E.R.D としての活動休止していた。
その後、ファレルはヴォーカルで参加したダフト・パンクの「Get Lucky」や自身の曲「Happy」等で世界的大成功を収めていたが、一方で N.E.R.D 名義では 2015年に映画「スポンジボブ: 海のみんなが世界を救Woo(う~)! 」へ新曲3曲を提供し、活動を再開。
 

7年ぶりの5thアルバム『No Onw Ever Really Dies』は、ヒップホップをベースに様々なジャンルの音楽的要素を取り込んだ斬新なサウンド・スタイルに加え、リアーナやケンドリック・ラマー、エド・シーランら豪華で多彩なゲスト参加も話題に。アルバムのリードシングル「Lemon」は MV での特徴的なダンスが話題となり、この曲に合わせてダンスする動画がファンたちによってSNS上に数多く投稿された。
 
 

ANDERSON .PAAK & THE FREE NATIONALS(アンダーソン・パーク アンド ザ・フリー・ナショナルズ)

■29日 GREEN STAGE​


ブランドン・パーク・アンダーソンとしてカリフォルニア州オックスナード市で生まれた彼は、10代の頃からドラマーとして音楽活動を始め、本名で活動するまで数々の名義にて活動していた。Anderson Paak.(アンダーソン・パーク)として初のファースト・アルバム『Venice(ベニス)』を2014年にリリース。その後、ドクター・ドレーのヒット・アルバム『コンプトン』に最多曲数参加したことで大注目を浴びる。
 

翌年リリースしたセカンド・アルバム『Malibu(マリブ)』では60年代を思わせるようなソウルからディスコ調のブギーなど、幅広いスタイルの音楽を収録。スクールボーイ・Q、ザ・ゲーム、タリブ・クウェリ、ザ・シカゴ・キッド、ラプソディらがゲストとして名を重ね、プロダクションにはナインス・ワンダー、デム・ジョインツ、マッド・リブ、ハイ・テックなど強力な制作陣が参加しており、世界中から絶賛された。
 

2016年にアンダーソン・パークは同作でサウス・バイ・サウスウエストのグルーク賞を受賞、またグラミー賞「ベスト・ニュー・アーティスト」「ベスト・アーバン・コンテンポラリー・アルバム」の2部にノミネートされ、他にもBETヒップ・ホップ・アワードの「ベスト・ニュー・ヒップ・ホップ・アーティスト」、NMEアワードの「ベスト・ニュー・アーティスト」のノミネート、2016年のソウル・トレイン・ミュージック・アワード「ベスト・ニュー・アーティスト」「アルバム、オブ・ザ・イヤー」を獲得している。アンダーソン・パークは元ドラマーで、ライブでは得意のドラムも披露。FUJI ROCK FESTIVAL'18 でも、彼のドラムボーカルは必見!!
 
 

POST MALONE(ポスト・マローン)

■27日 WHITE STAGE​


1995年生まれの22歳。ラッパーでありながら、シンガーソングライター、レコーディング・プロデューサー、ギタリスト等、様々な才能を持つ。2016年アルバム『Stoney(ストーニー)』でデビュー。このアルバムは、デビューアルバムながらプラチナム・ディスクに認定。世界で30億回という驚異のストリーミング数を誇り、“新人として最もストリーミング再生されたアーティスト”となってビルボード HOT100 で TOP10 に 4 曲がチャート・インした。
 

2017年発表したシングル「ロック・スター feat. 21サヴェージ」は、8週に渡り全米チャート1位を記録し世界に驚異的なインパクトを与え、世界の誰もがポスト・マローンの存在を知るきっかけとなった。
 

2018年には新曲「サイコ feat. タイ・ダラー・サイン」をリリースし Spotify の US チャートで1位を獲得。今若手でもっとも人気があり期待されているアーティストの一人なのは間違いない。
 
 

PRINCESS NOKIA(プリンセス・ノキア)

■28日 RED MARQUEE​


NYハーレムを拠点とするラッパー Destiny Frasqueri こと Princess Nokia(プリンセス・ノキア)。2014年からセルフリリースのミックステープをリリースし、2016年の『1992』がブレイクのきっかけとなって名門レーベル〈Rough Trade〉と契約。新たに8曲を加えたデラックス・エディション『1992 Deluxe』は、ローリングストーン誌が選ぶ「2016年知られざる名盤15枚」の一つに選ばれ、彼女のブレイクのきっかけにもなった。
 

彼女のスタイルは、MIA、A Tribe Called Quest をも思い起こさせ、ニューヨークとラップの歴史に深く根付いたパワフルで情熱的なスタイルで、更に強烈なモダン・ミュージックの新世代を代表するアーティストとして注目を集めている。
 
 

KALI UCHIS(カリ・ウチス​)

■29日 WHITE STAGE​


コロンビア生まれ、アメリカのヴァージニア州にて育った KALI UCHIS(カリ・ウチス​)。幼少期から様々なジャンルの音楽に触れ 、高校時代の2012年にデビュー・ミックス・テープ『Drunken Babble』をリリースし注目を集める。
 

2014年 Snoop Dogg のミックス・テープに参加したことをきっかけに、その後 Major Lazer「Wave」(2015) 、Daniel Caesar「Get You」(2016)、Gorillaz『Humanz』(2017)等、様々なアーティストの楽曲にシンガーとして参加。2015年にリリースしたEP『Por Vida』 Diplo、Tyler, The Creator 等をプロデユーサーに迎え話題を呼んだ。
 

2016年にフィーチャリング・アーティストとして参加した Daniel Caesar「Get You」グラミー賞最優秀R&Bパフォーマンス賞にノミネート。今年4月にリリースされた『Isolation』は、数々のベスト・アルバムのランキングにランクインしており、こちらもまた評価が高い。R&Bや Hip Hopのみならず、ロック~カントリーまでを網羅し唯一無二の世界観を表現しており、今最もチェックすべきアーティストの一人である。
 
 

5lack(スラック)

■28日 RED MARQUEE​


5lack a.k.a 娯楽 (またはs.l.a.c.k.)。日本・東京出身のラッパー / トラックメイカー。実兄の PUNPEE、地元の先輩 GAPPER と組む PSG の一員としても知られ、他にも BudaMunk、ISSUGI と結成した Sick Team に、Olive Oil とのユニット・5Oとしても活動する。
 

ソロとしても計5枚のアルバムをリリース。RADWIMPS 野田洋次郎のソロプロジェクト・Illion KOHH などとも共演。また、2015年の年末から放送されている、NTT ドコモによる2020年東京オリンピックのキャンペーンCM "Style ’20 "にも楽曲提供を行っている。
 

2016年から続くシングル & 客演曲のリリースや、Youtube 上での新曲発表によって彼の人気は鰻登りで、3月に恵比寿リキッドルームでの1年半振りとなる東京での単独公演のチケットは即日完売となっており、彼が今どれほど注目されているかが伺える。自身のレーベル【髙田音楽制作事務所】もコンスタントにリリースをし続けており、今度の活動から目が話せない。
 

先日にはタイムテーブルも発表され、FUJI ROCK FESTIVAL'18 の開催まで待ちきれない人も多いことだろうが、ぜひ自身のタイムテーブルを作る際にこの記事を参考にして欲しい。