キング・オブ・ポップ=Michael Jackson(マイケル・ジャクソン)の生誕60周年を祝う【ダイヤモンド・バースデー・セレブレーション】が、Michael Jackson の60回目となる誕生日、現地時間8月29日(水)に米ラスベガスにて華々しく開催された。

マイケルの特別な誕生日を祝うこのイベントは、マイケル・ジャクソン財団(エステート)とソニー・ミュージックが主催。この日は世界各国から訪れた1000人以上のファンのほか、マイケルの娘パリスや息子のプリンス、ジャッキーやティトといったジャクソン・ファミリーの他、ハイスクール・ミュージカルで知られる女優の Vanessa Hudgens(ヴァネッサ・ハジェンズ)や、マイケルと親交の深かったダイアナ・ロスの息子で俳優のエヴァン・ロスとアシュレー・シンプソン夫妻、『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』監督のケニー・オルテガら数々のセレブリティが出席。マンダレイ・ベイ・リゾートに設置されたレッド・カーペットに登場し、マイケルの誕生日を次々と祝福した。
 

その後、2013年5月にスタートしたシルク・ドゥ・ソレイユによるレジデント・ショウ(常設公演)『マイケル・ジャクソン ONE』のバースデー公演が同リゾート内で行われ、終演後は同リゾートに併設されたデイライト・ビーチ・クラブにてアフター・パーティーが催された。ラジオ番組『スウェイ・イン・ザ・モーニング』でおなじみのスウェイ・キャロウェイが司会を務めたこのパーティーでは、この日に「Michael Jackson × Mark Ronson: Diamonds Are Invincible」とタイトルされたマイケル曲の最新ミックスを発表したばかりの Mark Ronson(マーク・ロンソン)をはじめとするDJ陣によるパフォーマンスが行われた後、特別サプライズ・ゲストとして Usher(アッシャー)が登場。自身の大ヒット曲の他、マイケル・ジャクソン・メドレーを含むスペシャル・パフォーマンスで、世界中から訪れたファンやゲストたちを沸かせた。
 

Usher(アッシャー)は、

「僕らはマイケルから沢山のギフトを貰った。今度は僕たち皆が彼にお返しをする番だよ」

と、皆でマイケルの様に世の中を変えていく努力をしていこうと、世界中から訪れたファンに語りかけた。

Mark Ronson(マーク・ロンソン)は、最新ミックス「Michael Jackson × Mark Ronson: Diamonds Are Invincible」の配信開始に際し、

「マイケルのクラシックな名曲の数々を1つの曲にまとめあげることはとてつもない重責でしたが、本当に素晴らしい荘厳な経験でした」

とコメントしている。

ラスベガスでは、2013年5月にスタートしたシルク・ドゥ・ソレイユによる常設公演(レジデントショー)『マイケル・ジャクソン ONE』)が絶賛ロングラン中で、ブロードウェイでは現在、マイケルの半生を描いたミュージカルが制作中だ。ラッパーの Drake(ドレイク)はニューアルバムでマイケルの曲をサンプリングし、ヴォーカリストとしてクレジット(「Don’t Matter To Me」)。
 

更には世界的なシュー・デザイナーのジュゼッペ・ザノッティが手がけた限定生産スニーカーも発売される他、HUGO BOSSとコラボレートした“カプセル・コレクション”も発表された。ロンドンのナショナル・ポートレイト・ギャラリーではマイケルをテーマにした展覧会が開催中で、批評家たちの絶賛を集めている。公式フェイスブックのフォロワー数は6700万人、ユーチューブ公式チャンネルの登録者数は850万人、視聴者数は53億人と、マイケルの人気は今もなお絶大なものだ。

8月29日に配信がスタートした最新ミックス「Michael Jackson × Mark Ronson: Diamonds Are Invincible」の他にも、ダイヤモンド・バースデー・セレブレーションを記念したピクチャー・ヴァイナル(アナログ盤)全6タイトルが8月24日にリリースにされており、こちらも要注目だ。