3年連続グラミー受賞、アカペラ・グループ史上初を含む2作連続全米1位、そして動画総再生は35億回を超える“声”だけ世界を魅了し続ける奇跡のアカペラ ・グループ Pentatonix(ペンタトニックス)が、最新ミュージック・ビデオ「What Christmas Means to Me」を公開した。同曲は、2014年に全米2位を獲得した『That's Christmas To Me』、2016年に全米1位を獲得した『A Pentatonix Christmas』に続きく大ヒット・クリスマス・シリーズ第3弾として今年11月に発売したばかりの最新アルバム『Christmas Is Here!』のオープニングを飾る楽曲。
往年のクリスマス・ソングである同曲は、これまでに Stevie Wonder(スティーヴィー・ワンダー)、Hanson(ハンソン)、Cee Lo Green(シーロー・グリーン)など多数のアーティストがカバーしているが、ペンタトニックスのバージョンは、アルバムの幕開けにふさわしくアップテンポなビートで、ビデオではメンバーがそれぞれ、チェック柄や水玉柄のカラフフな壁面バックに歌うという彼らの代表曲「ダフト・パンク・メドレー」のような画面構成となっている。
 

11月からスタートし、12月22日(土)のNYビーコン・シアターまで続くツアー【Christmas Is Here! Tour】の真っただ中でにいる彼らだが、『Christmas Is Here!』からは、一段とクリスマスを彩ってくれるように複数のミュージック・ビデオを公開している。
公開からちょうど25周年を迎えたティム・バートン原案・製作によるアニメーション映画『The Nightmare Before Christmas』からの楽曲「Making Christamas」のミュージック・ビデオは、雪とクリスマス・ツリーに包まれ、暖かく、和やかな歌いだしから一転、メンバーがハロウィン・メイクをほどこしたホラー・ムービー仕立てとなり、ハロウィンとクリスマスが入れ替わる興味深い構成となっている。
 

2曲目に公開されたミュージック・ビデオ「Sweater Weather」は、アメリカのオルタナティヴ・バンド、ザ・ネイバーフッドが2012年に発表した曲をカバー。今年3月にメンバーとして正式加入したマットのヴォーカルで始まる楽曲。
 

2000年の映画『グリンチ』の挿入歌である「Christmas, Why Can't I Find You」を長くした「Where Are You, Christmas?」のカバーは、マライア・キャリーがジェームス・オーナー・ウィル・ジェニングズと共作した曲で、マライアの曲としてレコーディングされたものの発表はされず、その後2000年に、フェイス・ヒルがレコーディングして発表したもの。アルバムの最後を締めくくる壮大なバラードである同曲のミュージック・ビデオは、高いビルの屋上で雪が降る寒空の下で撮影されている。
 

アメリカのテレビ局NBCでオンエアされた番組「A Not So Silent Night」での映像もミュージック・ビデオとして公開されている。1つは、1958年にジョニー・マークスが作曲し、ブレンダ・リーが歌った「Rockin' Around the Christmas Tree」のカバー。マットとケヴィンの掛け合いから始まり、メンバーがクリスマス・デコレーションの施された部屋で踊りながら歌い、ドゥー・ワップ風のアレンジで、気分が高揚するクリスマスの雰囲気が反映されている。
 

もう1つのNBC「A Not So Silent Night」からのミュージック・ビデオでは、ゲスト・ヴォーカルにグラミー受賞の若手カントリー・シンガー、マレン・モリスとともに、1998年のミュージカル・アニメーション映画『プリンス・オブ・エジプト』のエンディング・テーマとして使用された「When You Believe 」を6人で共演。リードを歌っているマレン・モリスの歌声にペンタトニックスのゴスペル並みの荘厳なハーモニーが加わった力強い楽曲となっているが、このコラボレーションは、なんとスコットが子供のころにマレン・モリスと同じ合唱団で一緒に過ごした時期をもつ幼馴染であるということから実現したという。
 

『クリスマス・イズ・ヒア!』の国内盤CD、オリジナル・ポスターと初回生産分のみの特典としてステッカーを封入した豪華仕様となっている。往年のクリスマス・ソングのカバーがつまった心躍る最新クリスマス・アルバムとともに、ペンタトニックスによる“魅惑のアカペラ・ハーモニー”がホリデー・シーズンを彩り、今年も最高のクリスマス・プレゼントを届けてくれる。